インド・バングラディッシュでのサリーとパンジャビーの買い方、着かた、選び方
旅先でその国の民族衣装を着ている人々を見て自分も着てみたいと思ったことはありませんか?
特にインドやネパール、バングラデシュなどの国ではほとんどの人がサリーかパンジャビーを着ていて洋服を着ている女性はほとんどいません。
そんな中にいると自分も民族衣装を着て観光してみたい衝動にかられることでしょう。
ここではサリーやパンジャビーの買い方についてご紹介します。
サリーは上にブラウス、下はペチコートをはいて、その上にサリー(一枚の大きな布)をくるくると巻きつけています。地元の人は着崩れしないよう色々な場所を安全ピンで固定しています。
パンジャビーはチュニックタイプのシャツとちょっとぶかぶかしたズボンをはき、肩にふんわりとスカーフを乗せます。地元の人はチュニックでもスカーフが落ちないよう安全ピンで固定しています。
小さな商店の場合はサリーはサリー専門店、パンジャビーはパンジャビー専門店で買うことになります。しかし、サリーの既製品のブラウスとペチコートはサリー屋さんには売っていません。別なお店になります。
インドの大きな町ではデパートでブラウスの既製品を売っていたり、サリーとパンジャビーを置いている大きな専門店もあります。
日本人が店内に入るとお客さんも店員さんもみんな一斉にこちらを凝視するので一瞬躊躇するかもしれませんが頑張ってください!
サリーもパンジャビーも布の品質、色、柄さまざまな種類があり、値段もピンキリです。
日本のように自分で勝手に商品を見ることが出来ないお店の場合は、どのような物が欲しいのか店員さんに伝えて色々見せてもらいましょう。
サリーは既製品のブラウスとサリーを買えばペチコートがなくても着ることができますし、サリーの端でブラウスを作ってもらうこともできます。ブラウスは採寸のときに襟の形、袖の長さなどを確認されますので自分の好みの形にすることができます。
また、サリーは布によって幅や長さが違うのでお店で一度合わせてチェックした方がいいでしょう。
パンジャビーは既製品もありますし、布を選んで作ってもらうこともできます。
お店によってそこで作ってもらえる場合もありますが、概ね他のソーイング専門店に布を持っていくことになります。
早くて朝注文したら夕方、夕方注文したら翌日仕上がりです。
注意しなければいけないのが、指定された受取時間に行ってもまだ出来上がってなかったり、布を持って帰った縫い子さんが雨で出勤できずに商品を受け取れないなどのアクシデントもあります。
このように日本では考えられない理由で受け取れないこともありますので、移動日の出発ぎりぎりの時間を受取時間にするのは避けましょう。1日程度は余裕を持った方がいいでしょう。
パンジャビーは洋服と同じように着れば良いのですが、サリーは思ったよりも着方が難しいです。スカート部分のひだの折り目をこちらに倒すとか肩にかけた部分もちゃんと折り目をつけるなど着物と同じようにルールがありますので、お店の人からしっかり習いましょう。
また、インターネットには着付け方法をアップしている方もいますのでそちらを参考にしたり、着方をムービーで撮影しておくのも良いでしょう。
どうでしょう?旅先で買って着てみたくなりましたか?
買い物へ行くだけでもちょっとした観光気分できっと楽しめると思います。
ぜひ、サリー・パンジャビーを着て観光してみましょう。
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