東京にはいくつも観光スポットがありますが、メジャーなところはどこも混んでて人がいっぱい。

「人混みは嫌だ！」という方にオススメなのが、東京のちょっとレトロな街並みの散歩。
暖かいシーズンには、カメラを持ってお散歩デートなんてのもオススメですよ。
ちょっとレトロな風景のほうが、写真にした時に味わい深いものがありますしね。

今回は、そんな東京のレトロな風景が残る街並みをいくつかご紹介！

昨今テレビなどでも良く耳にする「谷根千（やねせん）」とは、文京区から台東区の間に位置する谷中・根津・千駄木エリアを指します。

谷中・根津・千駄木エリアの頭文字を取って、谷根千です。

谷中銀座の商店街で食べ歩きをしたり、根津神社で参拝したり、名物となるランドマークが点在しているので散歩もしやすいです。

カメラを持った人たちも多いので、カメラ散歩初心者にも気軽に散歩が楽しめる観光スポットです。

築地は観光客でごった返しているじゃないか！とお思いの方、ちょっと待って下さい。

確かに築地場外市場や本願寺のあたりは、メジャーな観光スポットとしてどこも混雑していますが、

少し通りを跨げば驚くほど静かになります。

「築地にもまだこんなところが残っているのか！」と思うほどタイムスリップしたような通りもありますので、探検気分で散策するのも楽しいです。

サラリーマンの聖地、飲み屋が多いイメージの新橋ですが、高架下はかなりレトロな雰囲気なんです。

新橋から有楽町までのJRの高架下に、駅周辺の喧騒から隔絶された、まるで異空間のような通りがあるのをご存知ですか？

知る人ぞ知る、飲み屋街から新橋駅までの近道になる通りがあるのです。

昭和の時代から取り残されたようなこの近道は、ちょっと不思議な写真が撮れるかもしれませんね。

京成立石。東京の下町情緒溢れる、古くからのアーケード街が魅力。

アーケード街とは線路を挟んだ逆側にも昭和レトロな商店街があり、とある路地には猫がいっぱい。

愛想の良い猫さんばかりなので、猫好きにはたまらないです。

東京の北、埼玉との境目あたりにあるのが東京都北区。

王子周辺にも昭和レトロなお店も多く、荒川の土手まで歩いても気分が良いです。

王子から赤羽までは二駅ありますが、十分散歩出来る距離です。

赤羽はこれまたアーケード街や古くからの商店街もあり、実にユニーク。

赤羽から高台にある赤羽台団地の方に向かえば、北赤羽になります。

その周辺には、昭和の時代からそのまま残っているお店が現役で営業中なところが多いです。

お化け公園という不思議な名前の公園や、高度経済成長期に建てられた団地群など、早く撮っておかないと区画整備されてしまいそうな物件もいくつか。

昭和の記憶を残すカメラ散歩は、花や自然を撮るとのもまた違った趣があります。

東京には浅草やスカイツリー、お台場など様々な観光スポットがありますが、普段行かないような街にも絵になる風景があったり、カメラを持っているからこそ気がつけるユニークな被写体があったりします。
遠出をしなくても楽しめる「東京レトロ散歩」、これからの暖かくなるシーズンにカメラを持って出かけてみてはいかがでしょうか？