大家族を支える食卓。一人暮らしの料理。
一品作るだけでも労力と時間がかかります。
子供が多いのか大人が多いのかで作る内容もだいぶ変わりますが、品数を増やしつつ食費は極力抑えたいですよね。

節約料理を簡単に作るコツは「多めに作ってストック」と「安い材料を使ってカサを増やす」です。

その場その場でたくさん作るのは大変です。

安い材料を使って手作りをしてあらかじめ下ごしらえをしておけば、いざと言うときの一品になりますよ。

 

 

お仕事をされている方は大変かと思いますが、やはり手作りは安く済みます。

ホームベーカリーなどを利用してパンやうどん、パスタやピザ生地などは簡単に作れますし、冷凍保存ができます。

古米などもそのまま炊くよりこのようにして調理すれば、味も誤魔化せます。

機種によってはお餅もできちゃいますし、初期投資として購入するのも手ですね。

 

おすすめはピザ。

ホームベーカリーが無くても、ピザ生地は簡単にできます。

 

• 強力粉100ｇ
• 薄力粉25g
• 砂糖5g
• 塩ひとつまみ
• ドライイースト5g
• 水70g
• オリーブオイル大さじ１

 

1. 全ての材料を手でこねて、粘りが出るまでこね続けます。
2. 丸めてサランラップに包み、温かいところで20分ほど置き、発酵させます。
3. 柔らかくフワフワした感じになったら綿棒で広げ、具材を乗せてトースターで焼くだけです。
4. 人数が8人なら、この分量を4倍して作ればOK。

一枚ずつに分けて伸ばして冷凍しておけばいつでも使えます。

数時間で自然解凍できますので、具材を切って用意しておけば沢山楽しむことができます。

お勧めの具材は、レタスやキャベツ、水菜などの葉野菜やベーコンなど。

ベーコンは小さく切ってカリカリに焼いておきましょう。マヨネーズやドレッシングをかけてサラダピザにするとたくさん野菜も取れますし、安くあがります。

鶏の胸肉を蒸して、裂いて載せても美味しいですね。

きのこが安いときはキノコピザなどもとても美味しいですよ。

 

 

お子さんが多いと、お肉を食べたがりますよね。

ハンバーグなどは豆腐やおからを入れてカサ増しをすると、かなり多くなりますよ。

合いびき肉に対して豆腐は同じぐらいの分量で。あとはハンバーグの作り方と同じです。

コンニャクや白滝を入れても違和感がありませんので、更に量を増やしたい方はおすすめです。

 

カレーは最強です。

あらゆる食材はカレールーと共に食べるとたいてい美味しくなります。

 

お肉はひき肉を使います。野菜は玉ねぎやセロリ（葉の部分まで）、ニンジン、ピーマン、トマト、きのこ、などあらゆる残りを細かく切ります。フードプロセッサーなどでも可。

これらをよく炒めてからカレーにします。

いわゆるキーマカレーのような感じになるのですが、これを大量に作っておきます。
野菜もたくさん入っていて、冷凍もできます。

このままで食べても美味しいのですが、
これをコロッケの具に入れたり、出汁で割ってカレーうどんなどを作ったりすることもできます。

ごはんの上に乗せてチーズを被せ、オーブンで焼けばカレードリアの完成です。

 

 

今はネットでの買い物もだいぶ浸透してきましたね。
直接買い出しにいくよりも無駄な買い物をしないですし、大量のサイズを購入できるため節約感はますます高まります。

ネットショップには業務用サイズを個人に販売してくれるところが多く存在します。
飲食店に使われる冷凍調理済の和洋中の料理屋やケーキ、肉や魚なども500gからキロ単位で販売しています。
バーベキューや実際の飲食店用に売られているようですが、大家族には都合がいい量ですよね。

一人暮らしの方でも、冷凍品が多いので冷凍庫に入れておけば長いこと使えます。

 

食材で大量買いする時のポイントは「乾物」「調味料」でしょうか。

春雨や高野豆腐、パン粉などはキロ単位で売っています。
おからパウダーは10キロ単位で売っているところもあり、ハンバーグに入れたりするとあっという間になくなりそうですよ。

 

 

ただ、安いからと言って消費期限が短いものは避けてください。

牛乳も安い方を選ぶものの、賞味期限が1週間も違ったりして結局捨てる羽目になっては勿体ないです。

数十円の違いであれば、賞味危険の長い方を買いましょう。
状況に応じながら賢く利用していきたいですね！

 

このように「多めに作ってストック」することで、余分な買い物を防ぎます。

そして「安い材料を使ってカサを増やす」ことで、食費を節約しつつお腹いっぱい食べられます。

 

あとはあなたのアレンジ次第。

飽きないように色々なレシピを試していくのも節約料理の醍醐味ですね。