美容・女子力・更年期改善!女性ホルモンを整える精油とマッサージオイルのブレンドレシピ
こんにちは、アロマサロンFlower'sRoom校長の佐藤ユミ子です。
前回は「ストレスを解消・改善するアロマテラピー 深くリラックスできる精油ブレンドの作り方レシピを公開」にて、ストレスを解消する香りとブレンド法についてご紹介させて頂きました。
今回は、女性ホルモンと深く関係のあるアロマセラピーについて書いていこうと思います。
ホルモンが必要とする事態が発生すると、脳の視床下部から脳下垂体に命令が走り、放出ホルモンを分泌します。
脳下垂体から特定の器官に作用し、その刺激で実際に体に働くホルモンが分泌されます。その量をコントロールしているのが脳下垂体です。
下垂体前葉ホルモンは、ホルモンの分泌量が少ない時にはもっと出す様に指令を出し、逆に多ければもっと加減をするように働きかけます。これをフィードバックシステムといいます。
更年期はホルモンが減少している状態が長く続いているわけですが、下垂体前葉ホルモンからは「もっと出しなさい」という指令が出っ放しになり、オーバーヒートしている状態です。
この指令は、止むまでに5年から10年ほど掛かると言われています。
その間はいろいろな不調が出る方が多く、更年期障害で悩む方も少なくありません。
軽い運動やストレス解消法、カウンセリングなど様々な方法がありますが、身体に優しい精油やハーブの力を借りて補っていくことも出来るのです。
女性ホルモンをコントロールすることは、健康面・生活の質を高めることに繋がります。
また、自分らしく美しくあるためにも非常に大切なことだと思っています。
ホルモンバランスを崩さないよう、私たちは一生、注意を払い続ける必要があるのです。
もしも女性ホルモンが不足してしまったり、不安定になってしまった時、手助けとなるのが女性ホルモンと同じ働きをする精油です。
女性ホルモンに関係する精油には、薬理作用として以下のものが挙げられます。
- エストロゲン様作用
- 催淫作用
- 通経作用
- ホルモン様作用
- ホルモン調整作用
- 子宮強壮作用
お勧めの精油は以下の通りです。
- 西洋にんじんぼく
- クラリセージ
- ジャスミン
- ローズ
- ネロリ
- イランイラン
- サイプレス
- ジュニパー
- カユプテ
- フェンネル
- ラベンダー
夜の使用がとても効果的です。
アロマバス、芳香浴、仙骨マッサージ、腹部マッサージ、デコルテマッサージなど、不調に合わせて行います。
セルフケアとして仙骨や腹部マッサージに最適のブレンドオイルをご紹介します。
- 西洋にんじんぼく 10滴
- クラリセージ 3滴
- ジュニパー 3滴
- フェンネル 4滴
合計20滴をブレンドしておきます。
5mlの月見草オイルに上記の精油を3~4滴入れて、仙骨と腹部をマッサージしてみてください。
ゆっくりと深く息を吸い、リラックスしながら行いましょう。
子宮筋腫がある方、子宮がん、乳がんなど女性ホルモンが関係している病気の方は、注意が必要です。医師やアロマセラピストに相談のうえ、レシピを変更してみるとよいでしょう。
女性はホルモンバランスの影響を強く受け続けます。
ストレスが溜まりホルモンバランスが乱れると、腹痛や腰痛、抑うつ状態など様々な症状を発症しますが、これらはメディカルアロマセラピーで緩和することが出来るのです。
精油には、女性ホルモン様の働きを持つものが多数存在します。
効能をきちんと覚えたうえで、心地よい香りを楽しみながらアロマセラピーを取り入れてみましょう。
食事から女性ホルモンを取り入れたい方は、「大豆イソフラボンの美容・健康効果と、ホルモンバランスを整える絶品レシピ(大豆とキャベツのホクホクコロッケ)」もチェックしてみて下さい。
次回は美しくなるためのアロマセラピーについてお話ししたいと思います。
女性の美しさを維持するためにも、ホルモンを整える効果のある精油をうまく使っていきましょう。
英国IFA認定校 アロマサロン 「Flower'sRoom」
〒250-0045
神奈川県小田原市城山3-16-22 Y'sキャッスル301
TEL & FAX 0465-21-5579
駐車場 2台
|
|
神奈川県小田原市 英国IFA認定校のアロマサロンFlower'sRoom校長の佐藤ユミ子です。こころとからだをすこやかに保つ、生活の質を高める提案をさせていただきます。植物療法の素晴らしさをお伝えできればと思います。
サロンHP http://www.flowersroom.jp
IFA認定校HP http://www.flowersroom.jp/ifa
|
|