アロマテラピーを始める時に注意すべき基礎知識まとめ -精油の購入・濃度・使い方・光毒性など-

執筆者: 佐藤ユミ子 職業:アロマセラピスト 英国IFA認定講師
はじめに

みなさんこんにちは。Flower's Room IFA認定校校長の佐藤ユミ子です。


最近、自宅でアロマテラピーを行う方がとても多くなり嬉しい限りなのですが、情報を鵜呑みにして、間違った使い方をしている方も多いと感じています。

 

アロマテラピーは材料重視

以前のコラムにも精油の選び方を書かせていただきましたが、精油やキャリアオイルは、とにかく上質の本物を使って下さい。


今は、コマーシャルに踊らされて、合成の香りの物もアロマだと思っている方も多いです。
ローズオットー入りの柔軟剤が数百円で買えると思いますか?

ローズ1滴を抽出するのにどれだけの花びらが必要なのかを考えると、1滴で数百円するのも納得出来ますね。


あれだけの強い香りを天然の精油のみで作ろうとすると、ローズだけで数万円です。

ですので、市販の柔軟剤、シャンプー、リンスなどは合成の物だということは理解していただけると思います。


 

自分が今どういう状態か認識して使う

本来、アロマテラピーはその人のパーソナルブレンドが一番です。
症状の背景は皆さん違うと思います。


頭が痛い原因は、血行不良、寝不足、肩こり、それとも精神的なもの?
それにより選ぶ精油は違います。

「頭痛に良い精油」で調べてチョイスするよりも、自分が今どういう状態かで精油を選んでいただきたいです。

濃度に気を付ける

濃度に気を付けましょう。
精油は濃ければ良いというものではありません。
鎮静作用があるラベンダーも、濃度が高いと興奮作用になることもありえます。

濃度は守りましょう

 

また、香りの閾値は個人差があります。

同じ滴数でも強いと感じる方、弱いと感じる方、それぞれです。

自分が心地良いと感じる香りで楽しんで下さいね。

 

原液は避ける

もちろん原液は避けましょう。
原液使用が出来る物もありますが、あまり強い濃度の物を使い続けると、あるとき突然アレルギーになってしまうことがあります。


また、同じブレンド精油を数ヶ月使い続けることは避けましょう

これもアレルギーの原因になることもありますし、反応が鈍くなる可能性もあります。

ただし、1パーセント程度であれば、問題になることはありません。

 

光毒性に注意

光毒性に注意しましょう。
精油、特に柑橘系のエッセンスには、日光に当たるとシミになる可能性があるものが含まれています。

 

夏場、ついつい柑橘系を使いたくなりますが、肌に塗るものに関しては夕方以降に使用しましょう。

柑橘系ばかりではなく、アンジェリカなどセリ科の植物も、光毒性が強いものがあるので注意が必要です。

 

禁忌事項に注意する

精油には禁忌があります。

 

  • 小さなお子さんに使えない精油
  • 高血圧の方に使えない精油
  • 逆に低血圧の方は使い過ぎに注意する必要がある精油
  • てんかん症の方は使えない精油
  • 腎臓疾患がある方が使えない精油
  • 女性ホルモンが悪さをするような病気にかかっている方が使えない精油
  • 妊娠中に使えない精油
  • 芳香浴は良いけれど肌には禁忌

 

その他たくさんの禁忌があります。

もしも持病があったら、まず本で調べてから精油を選ぶようにして下さいね。

どんなことでも確認することが大切です。


また、体力が衰えていたり、皮膚が弱い方は低濃度から始めて下さい。
食べ物もそうですが、病後などは肝臓を疲れさせないようにすることも必要です。

お薬とアロマテラピー

雑貨扱いの精油でも薬理的作用があります。

お薬と合わないもの、お薬の作用を強めてしまうものもありますので、お薬を服用している方は薬剤師さんに相談をして下さい。

おわりに

安全にアロマテラピーを楽しむ上で、ちょっとした知識を頭に入れておくことはとても大切です。

 

海外では薬剤師さんが処方しているところもある精油。

禁忌に注意して、安全に使用して下さい。

 
 コラムニスト情報
佐藤ユミ子
性別:女性  |   職業:アロマセラピスト 英国IFA認定講師

神奈川県小田原市 英国IFA認定校のアロマサロンFlower'sRoom校長の佐藤ユミ子です。こころとからだをすこやかに保つ、生活の質を高める提案をさせていただきます。植物療法の素晴らしさをお伝えできればと思います。
サロンHP http://www.flowersroom.jp
IFA認定校HP http://www.flowersroom.jp/ifa

 

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