釣り後の臭い・釣具・車のメンテナンス方法!自宅で簡単にできるケアポイント (2/3)

執筆者: 房総釣り師



釣り道具の保管

竿の保管ですが、これは買った時に入っていたケースと竿袋にしまっておきましょう。

 

竿袋が無い場合は、釣具屋さんで汎用のものを売っていますので、それを使いましょう。

ケースが無い場合は、DIYで売っている「紙筒(パイプ状のもの)」の適当なサイズの物を選んで、それに突っ込んで下さい。

 

そのままで壁に立てかけておくと、竿に曲りが出て、それがクセになる事もあります。

思わず手を突いて、破損させてしまう場合もあります。

 

出来たら「竿立て」があると良いのですが、私はお風呂用品のバスタオル掛けの大き目な物を買ってきて、それを竿立てにしています。

それで十分です。

 

釣り道具のしまい方
リール

リールは陰干しをして、オイルを差したら、適当なボックス型のケースに入れておきましょう。

蓋付きの物が良いですね、埃を避けられます。

 

リールはベイトリール、スピニングリールなど、結構「座り」の悪い形状をしていますから、下にタオルを敷いておけば安定します。

 

ボックス型のケースもDIYで安く売っています。

適当に棚に置いておくと、意外と何かの拍子に引っかけてしまい、落としたりしてしまいます。

 

クーラーやフィッシングボックス、小物類

クーラーやフィッシングボックス、小物類は新聞紙を敷いて、その上に置いておきましょう。

樹脂製のマットでは、カビが発生したりします。

 

何と言っても新聞紙が一番です。

半乾きの物や、クーラーから染み出る水気を吸ってくれますし、乾くのも早いです。

定期的に取り換えれば、カビが出ることもありません。

 

ウェアー類

ウェアー類は、陰干しをしたら、畳んで適当な所にしまっておきましょう。

どこでも良いです。箪笥に仕舞っておくほどの物ではありません。


何度か釣行を経験すれば、どこに何を仕舞うのか、置いておくのか、決まってきます。

次の釣行準備も効率良く行えるようになりますよ。

車の潮(塩)対策

 

意外と気を使わなければならないのが、釣行に使った車のメンテナンスです。

 

駆動系は関係ありませんが、問題はボディーです。

海釣りの場合、当然海の近くに車を停めますから、潮風に晒されることになります。

 

これは結構無視出来ないのです。

風の強い日に釣りを終えて車に戻ると、フロントガラスに潮がついて、キラキラしていることは良くあります。

ガラスは錆びませんが、ボディーも同じ状態です。

出来れば毎回、水を掛けてやれば良いのですが、面倒臭くても、釣行数回に一度は洗車しましょう。

水だけで潮は落ちます

 

防水シートを利用しよう

釣りで濡れた道具を車に収める時、防水シートがあれば、潮水を被った道具類を積むのに便利です。

使い古しのバスタオルでも良いですが、最近はペット用の防水シートが結構安く売っています。

それも良いでしょうね。

 

分厚くてゴワゴワしたもの(ブルーシート系)では、内装に傷を付けてしまいます。

 

フロアマット

意外と盲点なのは、フロアマットです。

ボート釣りや、湘南辺り、相模湾の佐島辺り(艀が無い)に行くと、砂浜に入ることになります。

当然、浜の砂には塩分が含まれています。これがフロアマットに溜ってしまうのです。

洗車場のコイン掃除機などで、定期的に砂を取って、雑巾で拭いておきましょう。

 

それから、これは私の主義なのですが、もし釣りが趣味となってしまったら、車はトランスポーターです。

中古車で十分です。

大きなお世話かもしれませんが、新車は買わない方が良いと思います。

 

 
 コラムニスト情報
房総釣り師
性別:男性  |  

サラリーマン経験もありますが、殆どフリーランスで仕事をしてきました。何でもやるプランナーで、けっこう以前ですけど、数年某商業誌で連載を持っていたこともあります。企画書書き、マニュアル書き、テキトー広告コピー、パンフレットのコピー書き、サイト制作、ゴーストライター、何でも仕事に飛びつく、魚のカサゴの様なものです。実はこのカサゴ、オニカサゴにハチカサゴ、ウッカリカサゴ、本カサゴと多種ですが、好きな釣りものです。今は「釣りをするため」に働いています。