面倒な洗濯の時短テクは?図解付き・間取りから考える家事導線 (1/2)
こんにちは、山形県へのUIターン移住支援を行っている五十嵐洋介と申します。
私はこれまで設計デザインやインテリアコーディネーター、住宅雑誌のライターの仕事に携わり、この経験を活かして移住を希望されている方に対して、お住まい探しのアドバイスを行っています。
住まいに一番いる時間が長いのは主婦。
今回はそんな主婦にとって使いやすい、「洗濯」のストレスを緩和できる間取りの工夫をご紹介したいと思います。
洗濯機置き場をどこに設置するかで、あなたの洗濯ライフが快適になるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
あなたは洗濯物をどこで干しますか?
洗濯機置き場から干す場所まで離れていると、水に濡れた洗濯物は重いので、運ぶのが大変になります。
ポイントは、洗濯機置き場と洗濯物を干すスペースの動線を、出来るだけ短くする工夫をすること。
もし洗濯物を2階に干すなら、洗濯機置き場も2階に設けるのが良いかもしれません。
洗面室・浴室ごと2階に設置するのも良し、面積に余裕があればランドリールームのみを2階に設置する方法もあります。
ただ、年を取ってからは階段の上り下りは辛くなってきます。
老後まで視野に入れて、各々のスペースを考えるようにしましょう。
室内干しスペースをメインの外干しスペースとは別に用意し、浴室乾燥機付きのバスルームも計画しておくと、雨の日の洗濯干しはもちろん、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応出来るのでお勧めです。
共働きの夫婦は洗濯を夜に行う場合が多く、室内干しが必然となるでしょうし、花粉の季節は外に干したくない人もいるでしょう。
私が今まで見てきた事例で、下図の動線が使いやすいと好評なのでご紹介します。
次に、洗濯物を取り込んでからしまうまでの動線を考えてみましょう。
あなたは、洗濯物を取り込んでからどこに洗濯物をしまいますか?
私が今までたくさんの家を見てきましたが、寝室のクロゼットの中にしまうというケースが最も多いです。
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1982年、山形県酒田市生まれ。
早稲田大学 法学部を卒業後、大和ハウス工業株式会社に入社し、同大学で建築学を学びながら、住宅・マンション・インテリアの設計、都市デザインに従事。その後、SUUMO(株式会社リクルート)をはじめとする住宅・不動産媒体のライターとして活躍し、今まで200社を超える企業や経営者を取材・執筆。
現在、「株式会社 ainak」を設立し、地域活性化、まちづくりに携わる。「酒田市を音楽のまちへプロジェクト」代表。ヤマガタ未来LAB.にて「住まいのナビゲーター」としても活動し、山形県へのUIターン移住支援を行っている。
■山形県への移住支援
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