簡単ジューシー、自家製「スロー・ローストビーフ」の作り方&レシピのポイント

執筆者: 久保田 晴子 職業:フードプランナー
はじめに

 

今回は、ご友人、ご家族、また恋人同士で食べると美味しい「自家製スロー・ローストビーフ」の作り方をご紹介させていただきます。

作り方は至って簡単。
見た目も贅沢なので、ご来客の皆さんから歓声の上がる一皿に仕上げられます。

 

材料(仕上がり量500g/3-4人分)
  • 牛もも肉:500g(常温に戻しておく)
  • 塩   :肉の重量の1.8%(ここでは9g)
  • 胡椒  :肉の重量の1%(ここでは5g)
  • 牛脂  :ひとかけ(なければサラダオイルでもOK) 

 

作り方

1.

牛肉はタコ糸で形を整えて、塩コショウをすりこむようにし、味を馴染ませておく。
フライパンを強火で熱し、熱くなったら牛脂を入れる。 

 

 

2.

オーブンを170度に予熱開始。
牛肉の表面、六面全てを強火でかなりきつめに焼き、牛肉の旨味を閉じ込める。

 

 

3.

2.の肉を天板に乗せ、160度に落とし、20-40分ほど焼く。
牛ももブロックの形によって焼き時間が異なるので、詳しくは下記ポイント参照。

 

4.

3.で焼きあがった肉をアルミホイルで包み、皿や天板などの上に乗せて30分ほど寝かせる。

 

 

5.

4.が出来たら、肉の繊維に対して直角に切り、盛り付けをして完成。

 

ポイント
  • ポイント1

焼き上がりの目安は、金串を肉の中心に刺してから唇に当て、生温かいぐらいになっているかどうかです。
焼き上がりの判断がちょっとつきかねるなと思ったときは、ぜひこれをお試し下さい。 

 

  • ポイント2

より洋風の仕上がりがお好みであれば、お肉に塩コショウをする際に、ローズマリーなどの生ハーブを刻んだものもすり込んでみて下さい。
香りがより一層豊かになります。 

 

おわりに

本日のレシピはいかがでしたでしょうか。

意外に手間がかかると思われがちなお料理の一つですが、作ってみると本当に簡単に美味しく仕上がることに、びっくりされると思います。
また、表面をしっかり焼いた後にスローローストにするので、旨みがぎゅっと内側に閉じ込められます。

そのため、カットした瞬間の豊かな香りとジューシーさは本当に絶品です。
ぜひこの機に、ご家族やお友達、また恋人とご一緒に手作りの美味しさをお楽しみ下さい。 

 
 コラムニスト情報
久保田 晴子
性別:女性  |   現在地:関東  |   職業:フードプランナー

小学生から料理を始め、企業勤務を経て、現在、和洋のおかずレシピと
製菓(主に焼き菓子)のレシピのご提案を書籍・webで行っています。
また、「食/レシピ」とあわせて、食器、テーブル周り等も含めた、
「ストーリー性のある食の空間作り」の情報も発信していきたいと
思います。

【自身のブログ】
☆(ブログ)Vege&Soup
☆(URL)http://vege-and-soup.com/
お料理のレシピと日々の暮らしを中心に綴っています。
ぜひお気軽に遊びにいらしてください。