手芸で小さな置物用マットを作ってみよう!細編みで四角を編む方法(図解付き) (2/2)

執筆者: 中村 一穂 職業:編みクリエイター
〈15〉2段目

2段目に進みます。
まずは、2段目の立ち上がりの鎖1目を編みます。 

 

 

〈16〉編み地を裏に返します

右手指で押し出すように向きを変えるとスムーズです。

 

 

〈17〉1段目の裏を見ながら、2段目を編みます

 

〈18〉2段目、1目めの細編みを編む場所です

この目を飛ばしてしまうことのないよう、注意しましょう。

 

 

〈19〉1段目の頭2本を拾い

 

〈20〉細編みを編みます

 

〈21〉2段目の最後の目まで編めました

 

〈22〉2段目が編み終わったところです

 

〈23〉往復で編み進み、編地を大きくしていきます

編み物は『往復2段ごと』が基本です。
編み始めの糸が左下になっている時は、奇数段。 

 

 

〈24〉右下になっている時は偶数段を編んでいる

このように考えると考えるとわかりやすいと思います。

 

 

〈25〉段数を数える時は、編地の空間を目印にすると良いでしょう

 

編み終わり
〈26〉細編み12段編み終わりました

 

〈27〉鎖1目を編んで(玉止めの役割です)

 

〈28〉12cm程度引き出し

 

〈29〉切ります

 

〈30〉長い方の毛糸を抜きます

 

〈31〉細編み10目12段の四角の完成です

この後、アイロン・糸始末となりますが、今日はここまでにしたいと思います。

 

 

おわりに

『細編み』を編んでみていかがでしたか?
1目1目編んでいきながら、形になる編み物の面白さを感じてもらえたら幸いです。

細編みは、固めで丈夫というこが特徴です。
写真のように丸まるのも特性ですので、ご心配なく。
この後の仕上げで平らに整えられます。

この編み地は、次回『長編みの編み方』をした後に、「小座布団」として仕上げてみたいと思います。
試しに編んでみたものでも、自分の作品として仕上げて飾って楽しむことにしましょう。 


 

 

 
 コラムニスト情報
中村 一穂
性別:女性  |   現在地:埼玉県富士見市  |   職業:編みクリエイター

編みクリエイター 中村一穂
屋号『Latimeria(ラティメリア)』
編んで創る作品で自宅個展を定期開催、編み物レッスンも随時受付中。
ライフワークの編みものを通じて皆さんと繋がり、
心躍る時間を共有したいと思い活動しています。
日々の編みもの生活の様子を書いてるブログはこちら。
⇒⇒⇒http://ameblo.jp/latimeria-2011/
主人、息子、娘と4人暮らし。