身体の軸・重心を調整しよう!軸足の簡単な調べ方

執筆者: 梅田 孝男 職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師
はじめに

こんにちは。梅田整体療院院長の、梅田孝男と申します。


常識と思っている事よりも、普通と思っている事の方が、意外と分からない事だらけです。

無意識にしている事には、本能が大きく働いています。

だとすれば、逆にそれを意識してする事で、思いがけない恩恵があるかもしれません。

 

軸足について

階段を上る時、どちらの足から1歩を踏み出しますか?

 

 

軸足から分かること

踏み出す足とは反対の残っている方の足が軸足で、体重を支えている割合が大きい足になります。

一般的に(例外もあり)、左足が軸足の人が多い様です。

 

右利き中心の世の中

利き手としての右利き中心の社会である事が関係しているからです。

 

例えば…

駅の自動改札の切符の挿入口や、自動販売機のお金の挿入口などがそうです。

自分から見て、右側から入れる様な配置になっています。

 

となると、バッグや荷物を左手に持っていないと上手にできません。

利き手となる右手で何かをする為、自然と左側で荷物等を持つ様になります。

 

左寄りになる重心

日常的に荷物を左側で持つ事が癖になると、重みのかかる左足に軸足としての役割を強くしてしまい、重心そのものが左寄りになってしまいます。

 

重心はどこにある?

立ち姿勢や歩行時において、中心軸を意識する事は健康的で良い姿勢が得られます。

体の中心線が軸であり、重心とも言えます。

 

体の使い方

しかし、常に同じ姿勢で立っているわけではありません。

日常生活や労働では、その都度体勢は変わり、軸や重心も移動します。

むしろそうした時間の方が多いです。

 

元来、そうした変化に対して本能的に備わったその時の体の使い方の中で、最適な軸や重心を整えようとする能力があります。

 

軸足がずっと同じだと慢性疲労の元

しかし、同じ足にばかり体重がかかっている事や、同じ動作の繰り返しは慢性疲労を溜めてしまいます。

 

 

慢性疲労が溜まると、軸を整えようとする能力は低下し、極端にバランスを崩してしまう為、ケガや故障に繋がるのです。

おわりに

まずは、自分の軸足を調べてみましょう。

 

1日1回はやってみよう

階段を上る時にいつもと逆の足から、つまり軸足から上ってみてください。

また、1段1段細かく上ってみましょう。始めは不慣れで違和感があるかもしれませんが、手すりを利用して十分注意して行ってみて下さい。

 

今までと違う筋肉の使い方が良い刺激となり、疲労を分散させ筋肉や神経や脳の活性化に繋がります。

 

 
 コラムニスト情報
梅田 孝男
性別:男性  |   職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師

群馬県高崎市の、梅田整体療院の院長として、日々施術をしております。

2000年3月に独立開業。整体、カイロ、東洋医学の他、筋肉反射療法や気エネルギー療法の気導術を習得。症状をなるべく速く、少ない回数でよくしたい気持ちで、ご対応させていただいております。

施術現場で起こる不思議な現象に、多くの体のことを学ばさせていただいてます。これまでの常識や知識ではなく、施術から得られた人の体の本質を、皆様のお役に立てるようお伝えしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

施術録や日記等をお伝えしていますブログ「梅田整体療院のツッパリ解消ロックンロール」もご覧になってください。
http://umedaseitai.seesaa.net/

厚生労働大臣認可 日本健康サポート協同組合会員