どのスポーツドリンクで水分補給する?熱中症・脱水症状を予防する水の飲み方 (2/2)

執筆者: 高田 彰人 職業:理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

 

ハイポトニック系

運動時には体液とほぼ等張の状態になり、胃の通過速度が速い。

 

  • 商品例 ポカリスエットステビア、アミノバイタルハイポトニックチャージ、VAAMウォーターなど
  • 効果  運動時や試合中の水分補給

 

エネルギー補給系

運動後や試合間のエネルギー補給に最適。

 

  • 商品例 エネルゲン、ウィダーインゼリー、アミノバイタルゼリー、VAAMゼリーなど
  • 効果  運動後や試合前のエネルギー補給

 

 

おわりに

このように水分補給には様々なポイントがあり、状況に合わせた水分摂取により、多くの効果が期待できます。

 

日頃から何気なく行っている水分補給ですが、熱中症を予防するためにも、パフォーマンスを引き出すためにも重要な項目といえます。

  • 参考文献

1)Saltin B,costill D:Fluid and electrolyte balance during prolonged exercise .Horton ES,Terjung RL eds,Exercise,Nutrition,and Energy Metabolism,Macmillan,NewYork,pp150-158,1988.
2)公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト,健康管理とスポーツ医学.

 
 コラムニスト情報
高田 彰人
性別:男性  |   職業:理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

【資格】
理学療法士
認定理学療法士(スポーツ理学療法)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー
日本コアコンディショニング協会マスタートレーナー

【トレーナー活動歴】
土浦日本大学高等学校
茨城県立取手松陽高等学校 男子バスケットボール部
茨城県立取手第二高等学校 男子バスケットボール部 
茨城県少年男子国体バスケットボールチーム
車椅子バスケットボール 日本代表選手

【研究分野】
体幹機能
バスケットボールの障害
足関節捻挫
疲労骨折
肉離れ

【所属学会】
日本理学療法士協会
日本整形外科スポーツ医学会
日本臨床スポーツ医学会
日本コアコンディショニング協会

【コンセプト】
①監督‐選手‐トレーナーの共通理解の徹底化
②トレーニングと障害予防の融合
③アウターマッスルとインナーマッスルの共同

【トレーナー目標】
日本が世界では通用しないと思われているスポーツ分野の底上げ

【ブログ】
バスケ選手のためのトレーニング理論
http://ameblo.jp/arinco-power55/

【アドレス】
g.torini.9@gmail.com