勉強をしない子供を叱る前に。親子で立てる「テスト集中対策プラン」の作り方
こんにちは、節約アドバイザーのヨースケ城山です。
今回は、普段毎日勉強をしていない中学生の学習方法についてです。
テスト範囲が発表されたというのに、勉強する気配が見えない子供。
このままではテストの点数は壊滅状態でしょう。
塾に行かせていないご家庭は、自宅で勉強してもらわないと困りますよね。
しかし「テスト勉強をしろ」と強制するのも難しいのが、子供の勉強。
子供曰く、「初めてのテストなので何をすれば良いのかよく分からない」とのこと。
そこで、子供と一緒にテスト対策プランを作ってみてはいかがでしょうか。
テスト対策プランの作り方を覚えれば、後は、同じ要領でテスト前だけでも勉強してくれるかもしれません。
当然ですが、テスト範囲以外は出ないはずです。
そこでまずは、どこからどこまでがテスト範囲なのかを絞り込むところから始めます。
付箋を用意し、子供と一緒にテスト範囲の見える化を始めます。
範囲の最初と最後に、付箋を貼るだけの簡単な作業です。
教科書、参考書、テキストなどの教材全てに、青色の付箋を貼ってみましょう。
定期テストまでの残りの時間を、一緒に割り出し、テストまでの具体的な計画を作成していきます。
「部活がある日は2時間が限界」「部活が休みになれば4時間はできる」などの話し合いをして、10日間で40時間はやるというプランを親子で作り上げましょう。
苦手な科目は、毎日1時間やることにします。
ここでは、仮に英語が苦手ということにします。
毎日の英語学習の時間を除くと、残りは30時間です。
主要5科目(英語除く)であと20時間は使いたいので、残りの10時間を実技科目に使います。
このように、子供の得意、不得意に合わせて、時間の割り振りを決めていけば良いだけです。
1時間しか勉強ができない日は英語だけ、4時間できる日は英数社理といった感じです。
時間調整に慣れてくると、子供の方から「テスト前日は4時間使えるので英語と明日の試験の3科目にしたい」などと言ってくるかと思います。
もうここまでくれば、テスト対策プランは8割方終了です。
先程、青色の付箋を貼ったテスト範囲の中で、実際に取り組む範囲に、今度は赤色の付箋を貼ります。
5時間しかできない社会は暗記ブック、国語は漢字の書き取りを中心にするなど、これも一緒に考えながら付箋付けを行うのがポイントです。
注意すべきなのは、学習範囲の量を欲張らないということです。
5時間で終わるはずのない量を計画しても無駄に終わります。
少し時間が余って、1.5周位の方がちょうど良いでしょう。
ここまでくれば、あとは「頑張ってね」と、声を掛けるくらいがちょうど良いでしょう。
テスト対策プラン作成に費やしたのは3時間程で、勉強時間40時間を捻出した結果、テストの成績は上々でした。
この方法が、少しでも皆様の参考になればと思います。
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社会保険労務士合格者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
年金アドバイザー
1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。
著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。
ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。
ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
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【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
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