こんにちは、カクテル案内人の村田紘子です。

今回は、話題の「コールドプレスジュース」を使ってカクテルを作ってくれるバーをご紹介します。

BAR WeeDRAMは、2015年7月1日にオープンしたばかりの新しいバー。

岩手県の八百屋さんがオーナーで、東北の野菜やフルーツをコールドプレスジュースにして贅沢にカクテルを作ってくれるお店です。

こちらのお店は作り置きではなく、注文が入ってから、目の前でジュースを作ってくれるところが目玉になっています。

これまでの高速回転のジューサーは、刃を高速回転して食材を切り刻むため食材に熱が伝わってしまい、食材の栄養素を壊したり、空気に触れて酸化が進むので栄養素を失ったりしてしまいました。

一方、コールドプレスジュースは低速（30℃以下）で食材を粉砕・圧縮してジュースを作る方法で、食材に熱が加わる事、酸化する事無くジュースを作ることができます。

コールドプレスジュースは、熱に弱い酵素やビタミン類を失わずに栄養素を丸々摂取できる美容・健康ドリンクです。
また、ジュースを絞り切った果肉は省かれるため、飲み口がサラリとしているのも特徴です。

BAR Wee DRAMでは、アメリカ製のピカピカのコールドプレスジューサーで作ってくれます。

• ほうれん草、枝豆、グレープフルーツジュース、パイン、レモン、グレープフルーツリキュール

このカクテルはウォッカとグレープフルーツジュースで作る「ブルドッグ」というカクテルの味を模しているカクテルです。

飲み口はかなりサラリとしていますが、グラスに顔を近づけると野菜のいい香りがします。

味は青々しい味は全くせず、まさに「ブルドッグ」の味。

ウォッカが入っていないのに不思議ですね。

とても飲みやすくて美味しいカクテルです。

• バナナ、キウイ、トマト、小松菜、マンゴーリキュール、自家製生姜ウォッカ

このカクテルは、先の〈青のブルドッグ〉に比べて、バナナが入っているせいか、飲み口は少しコッテリしている感じです。

香りは、マンゴーリキュールのいい香り。

トマトや小松菜が入っているのですが、野菜の青臭さは全くせず、とてもフルーティーで飲みやすいです。

こちらのカクテルは、脂肪燃焼効果があるようです。