スマホ時の姿勢で腰痛・肩こり・便秘に?「ソファーにもたれてタブレット」を止めるべき3つの理由 (2/2)

執筆者: 西村 猛 職業:理学療法士/日本で一番、保育士さんを応援する理学療法士

 

お尻を引いて座ろう

お尻をしっかりと後ろに引き、椅子の背もたれに真っ直ぐにもたれることで、ソファーに比べてより骨盤を起こした状態を作ることができます。

 

腰と背もたれの間にタオルなどを挟む

さらに腰と背もたれの間にタオルを折りたたんだものを挟むなどすると、腰の骨(腰椎)がしっかりと伸びるため、より背中の伸びた姿勢をとることができるでしょう。


もちろんこれはタブレットを使う時時だけでなく、テレビを見る、本を読むなどでも同じことが言えます。

 

 

まとめ

座面の柔らかいソファーに座ることで骨盤が後ろに倒れ(後傾)、背骨が曲がったり横に倒れたりする姿勢につながります。

 

そのような姿勢で長時間過ごすことは猫背や側弯を引き起こし、腰痛や肩こりの原因になることもあります。

 

大人にも悪影響を与える

また、身体が崩れた姿勢は子供にとって悪影響を与えるだけでなく、大人の方にとっても呼吸機能や大腸の蠕動運動の低下を引き起こすなどデメリットが多くあります。

 

足をソファーの上に乗せた姿勢はダメ!

特に足をソファーの上に乗せた姿勢は、骨盤の後傾角度がさらに大きくなり、猫背や側弯をより強くしてしまうことになるので注意が必要です。


タブレットなどを見るときはソファーに座るのではなく、座面が硬い椅子にしっかりとお尻を引いて座るという習慣を持つようにしましょう。

 
 コラムニスト情報
西村 猛
性別:男性  |   職業:理学療法士/日本で一番、保育士さんを応援する理学療法士

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