ストレス緩和や集中力アップに!効果別「呼吸法」のやり方7選 (2/2)
体の痛みが辛い場合や、ストレスを吐き出したい場合は、「イメージ呼吸」がお勧めです。
イメージ(瞑想)を利用することで、呼吸の効果を高めています。
2. 吸った息が患部の痛みやストレスを包み込んで、口先までやってくるとイメージをします。
3. ストローから息を吐き出すように、細く長く口から息を吐き出しながら、痛みやストレスが口から吐き出されているとイメージします。
4. この呼吸を無理せずゆっくり繰り返します。
病気にならないために、免疫力を高めたいなら、「1:2の呼吸」を毎日の生活に取り入れてみましょう。
吐く息を長くコントロールする呼吸は、自律神経の働きを整え、特に副交感神経が正常に働きやすくしてくれます。
心身を、ストレスから守る働きを高めてくれます。
「1:2の呼吸」とは、吸う息の長さと吐く息の長さが1:2になるようにする呼吸法のことを言います。
初めにやりやすい長さは、「4秒で吸って、8秒で吐く」長さです。
慣れてきたら、もう少し長くしても良いでしょう。
無理をせず、ゆっくりと続けてください。
呼吸法はコストがかからず、誰でもいつでもどこでも実践できる身近な方法です。
自分が今している呼吸の速さ、深さを意識してみるだけでも、頭が静かになり、リラックスしてきます。
「息」という字は「自」らの「心」と書きます。
呼吸は、今の心の状態を表します。
周りの人や環境に合わせようとして、自分を無くしてしまっている時は、呼吸も止まっているものです。
心地の良い呼吸ができることは、生きる喜びでもあります。
呼吸から心と体をととのえて、健康で幸せな生活を送れることを願っています。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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