乾燥する寒い時期は、特に喉に異常を感じやすいもの。

乾燥が原因であれば、喉を潤す保湿効果のある飲み物を。

炎症が原因であれば、腫れを鎮める鎮炎効果のある飲み物を、それぞれいつもの水分補給へ取り入れてみましょう。

なお、全てホットで頂くと効果が出やすくなります。

柚子にはレモンより約3倍のビタミンCが含まれており、実は風邪予防にも効果的なドリンクなのです。

果皮には特に栄養が含まれているので、飲む時は皮つきのものを刻んで頂くか、皮がついたゆず茶シロップを選びましょう。

お湯に溶かすのが一般的ですが、抗菌作用の高い緑茶に混ぜるとさらに効果アップ。

実はスープなどのお料理にも使える、万能調味料でもあります。

ミルクの油分が喉に膜を張り、乾燥気味でイガイガした症状を潤してくれます。

ミルクに入れるはちみつは、もちろん国産蜂蜜かマヌカハニーで。

マヌカハニーの殺菌作用は非常に高く、口臭予防や便秘解消、胃腸の保護、風邪予防など効能は多岐に渡ります。

いつものお味噌汁に、これでもかというくらい多めに大根おろしを投入しましょう。

蜂蜜大根が喉に良いように、大根おろしは殺菌作用が高く、身体が温まるドリンクに入れて飲むと大変効果的です。

腫れを鎮めるだけでなく、美肌効果や脂肪燃焼、代謝促進など美容にも嬉しい効果が。

定番ですが、生姜の身体を温めてくれる効能と、紅茶の高い殺菌作用はやはり喉に良いもの。

ティーパックで売られていますが、生姜は自分で刻んだり摩り下ろしたものを入れると、効果は段違いです。

良質な蜂蜜を入れても勿論OK。

余った紅茶はうがい用としても使えます。

緑茶は、紅茶と並んでうがいに使われるほど、喉の痛みを改善するドリンクとして有名です。

そんな緑茶には、殺菌作用がありクエン酸を含んだ梅干しを投下し、崩しながら頂きましょう。

梅干しはお弁当の腐敗を遅らせてくれるほど、菌を寄せ付けない働きをしてくれます。

また、疲れで免疫力が低下していると風邪を引きやすくなるので、梅干しパワーで疲労回復を。

風邪をひいたり疲労を即回復させるため、点滴を打って一発で回復させるツワモノもいますね。

甘酒の成分はビタミンB類、ブドウ糖、アミノ酸など「飲む点滴」に相応しいものばかり。

体力が落ちている時の総合的な栄養ドリンクとして、また喉を潤すホットドリンクとしてお勧めです。

定番のものにプラスアルファを加えた飲み物をご紹介しました。

いつもの飲み物の代わりに、また食事時のお供に、寝る前に。

軽度であれば、なるべく薬に頼らず改善していきたいものですね。