下降相場でもお金を増やす!?ドルコスト平均法を用いた積立投資のメリットとは (2/2)

“ドルコスト平均法”を用いた「積立投資」の最大のメリットとは?上昇相場(上昇トレンド)で利益が出るのは、ある意味当たり前。では、変動相場や、下降(下降トレンド)相場の場合、利益を出すことはできるのでしょうか?

執筆者: 荒川雄一 職業:国際フィナンシャルコンサルタント

 

「下降している相場」でも、利益を上げられる可能性がある!
相場が下がっているときも一定額を購入

さて、ここでのポイントは、一体何なのでしょうか?
それは、「相場が下がっているときでも、一定額を購入し続けていた」ということです。


これによって、購入口数をたくさん保有することができたわけです。

 

ドルコスト平均法を用いた積立投資のメリット

これまで見てきたように、「下降している相場」でも利益を上げることが出来る可能性があるのが、この“ドルコスト平均法”を用いた積立投資の最大のメリットと言えます。


金利が低く、預貯金では「お金」をなかなか増やすことが難しい時代ですが、「積立投資」を上手く利用することによって、利益を上げていくことが可能となります。


「投資」を始めて行う方や、投資資金があまり無い方にとっても、非常に有効な投資方法といえるでしょう。

 

おわりに

ただし、すぐに投資を行うのは、ちょっと待ってください。
なぜなら、「積立投資」なら何でも良いというわけではないからです。


実は、勝つためには“守るべきルール”があります。
次回は、「積立投資で勝つための3原則」について解説します。

 
 コラムニスト情報
荒川雄一
性別:男性  |   職業:国際フィナンシャルコンサルタント

投資顧問会社IFA JAPAN®株式会社ほか、リンクスグループ3社の代表を務める。現在、経営コンサルタントのほか、金融機関に影響を受けない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、国内外の金融商品を用いた「ポートフォリオ・マネジメント・サービス(PMS)®」の評価は高い。
また教育にも力を入れており、講演回数は800回以上。その他、日本経済新聞社、各マネー誌、フジTVなど執筆、出演も多数。

■ライセンス
経済産業省登録 中小企業診断士
国土交通省登録 公認 不動産コンサルティングマスター
日本FP協会認定CFP® 他

■メディア実績(執筆、取材など)
 ・日本経済新聞 、日経ヴェリタス 
 ・納税通信、税理士新聞
 ・富裕層向け雑誌「ミリオネア」「NILE’S NILE」
 ・フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「やじうまテレビ!」など

■著書
「海外分散投資入門 ―日本が財政破たんしても生き抜くためのノウハウ―」
(Pan Rolling社)
「海外ファンドのポートフォリオ」(Pan Rolling社)
「着実に年10%儲ける海外分散投資入門」(実業之日本社)
「投資のプロが教える初心者でも失敗しないお金のふやし方」(IFAメディア出版)

 

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