折り方簡単!可愛い手作り「ポチ袋(お年玉袋)」の作り方 (1/2)
四方紅紙で作るお年玉袋の作り方!折り方は簡単、和紙を手順どおりに折れば可愛いポチ袋が完成します。お正月は手作りのお年玉入れを渡してみませんか?
「熨斗(のし)」のカタチを折り出した紙幣包み「姫包み」
こんにちは、包み結び作家の須田直美です。
今回ご紹介するのは、四方紅紙を使って正面におめでたい「熨斗(のし)」を折り出した小さなお金包みです。
お年玉や、心付けをお渡しする時にお使い頂けます。
手の平にスッポリ入ってしまう可愛い包みなので、「姫包み」と命名しました。
四方紅紙と「熨斗(のし)」について
四方紅紙(しほうべにがみ)は、縁紅紙(ふちべにがみ)とも呼ばれる、正方形の和紙の周りの四辺を赤く染めた紙です。
昔は、お祝いごとの時には赤い和紙の上に、ほんの少し小さな白い和紙を重ねて2枚で使いました。
下の赤い和紙が縁取りのように見えるカタチを印刷して手軽にしたものが、四方紅紙です。
お正月の鏡餅の下に敷く紙と同じです。
「熨斗(のし)」は、昔、お祝いの時の贈り物に、酒の肴である「あわび」を添えた習慣から、「のしあわび」を包んだ折形「あわび包み」が簡略化されたものです。
作り方
準備するもの
- 四方紅紙 1枚 (サイズ6寸=18cm四方)
1. 四方紅紙の裏を上にして、ひし形になるように置く
2. 図のように二つ折りにする
3. 右から左の辺まで折る
左の辺の真ん中に、右の三角の頂点がくるように折る。
4. 左から右の辺まで折る
右の辺の真ん中に三角の頂点がくるように折る。
5. 三角形を開いて、ひし形にする
6. 「のし」の部分を作る
左側の三角を図のように三等分に折りたたむ
右の三角の頂点を左の三角の頂点に合わせる。
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コラムニスト情報
職業:包み結び作家・研究家
「包み結び 櫻撫子」主催。海外在住時代に日本の「包む文化」の素晴らしさに魅せられ、帰国後に包み結び作家・研究家となる。包み結びを切り口に、日本の素晴らしい伝統文化を現代の生活に活かしつつ、未来に伝えていきたいと思い活動中。
オフィシャルブログ 「包み結び 櫻撫子」
http://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/
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