無料でウイルス対策!マイクロソフトの「セキュリティエッセンシャルズ」とは

無料アンチウイルスソフト「Microsoft Security Essentials(マイクロソフトセキュリティエッセンシャルズ)」をインストールする、メリットとデメリットとは。スパイウェアやPCウイルスを防ぐ役割があるようですが、評価・評判は?

執筆者: 矢野勇雄 職業:パソコンサポーター
無料のアンチウイルスソフト「Microsoft Security Essentials」

こんにちは、パソコンサポーターの矢野勇雄です。

今回は、マイクロソフトが提供している「Microsoft Security Essentials(マイクロソフトセキュリティエッセンシャルズ)」というアンチウイルスソフトの、メリットとデメリットについてお話しします。

 

 

どこでダウンロードできる?

Microsoft Security Essentialsは、以下のマイクロソフトのサイトから、無償でダウンロードすることができます。

ホームユーザー用に提供されており、WindowsVistaとWindows7で実行できます。

 

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/security-essentials-download


なお、搭載されている機能は、コンピュータウイルスやスパイウェア、ルートキット、トロイの木馬といった様々な種類のマルウェアから、コンピュータを保護する機能です。

 

Microsoft Security Essentialsのメリット
1. OSの開発元であるマイクロソフトが提供

Windowsの仕組みに精通しているマイクロソフトが提供しているため、負荷が低く抑えられています。

 

2. 費用がかからない!

ホームユーザー向けに無償で提供されているため、毎年の更新費用や、その払い込みの手間が掛かりません。

 

3. 「いつの間にか使用期限切れ…」といった事態が起こらない

Microsoft Security Essentialsのバージョンアップや、ウイルスの定義ファイルの更新が、Windows Updateを利用して行われます。

この仕組みがあることによって、いつの間にか使用期限が切れているなどということがありません。

 

4. Windowsに標準搭載されているファイアーウォールを利用

市販のセキュリティ対策ソフトとは違い、パーソナルファイアーウォールは搭載されていません。
その代わりに、Windowsに標準で搭載されているファイアーウォールが、Microsoft Security Essentialsのインストール時に自動的にオンになります。

 

5. パソコンを買いなおした場合でも、わずらわしさゼロ

パソコンを新しくした場合でも、マイクロソフトサイトからダウンロードしてインストールすれば、引き続き利用できます。


市販のセキュリティ対策ソフトでは、パソコンを新しくしたような場合には、変更の手続きが必要になります。

 

 

Microsoft Security Essentialsのデメリット
 1. 利用できるOSが、Windows VistaとWindows 7に限られる

また、当然のことなのでデメリットとはいえませんが、正規版のWindowsにしかインストールできません。

 

2. コンピュータをスキャンする速度がそれほど速くない

場合によってはフルスキャン(ハードディスク全体をチェック)を実行すると、終了するまでに1時間以上かかることもあります。

 

3. 迷惑メールを防ぐ機能などは、非搭載

次のような機能は、搭載されていません。

 

  • 迷惑メールに書かれたURLを通じて、不正なサイトに誘導されることを防ぐ機能
  • 子供のための保護機能
  • フィッシング詐欺を防ぐ機能
  • ユーザーが設定した情報(電話番号やクレジットカード番号など)を個人情報として保護し、外部に送信されないように監視する機能


これらの機能が必要な場合は、市販のセキュリティ対策ソフトを使うことを考慮したほうが良いでしょう。

 

Windows 8以降のOSを使用している場合
Windows Defenderも同様

Windows 8以降のOSには「Windows Defender」というMicrosoft Security Essentialsと同等の機能を持つアンチウイルスソフトが同梱されており、そちらを利用します。

よって、Microsoft Security Essentialsはダウンロードする必要がありません。

 

市販のセキュリティソフトがある場合は作動しない

なお、このWindows Defenderは、パソコンに市販のセキュリティ対策ソフトがインストールされていると、それを検知して動作しません。
もし、Windows8以降のパソコンにセキュリティ対策ソフトをインストールしなければ、Windows Defenderというアンチウイルスソフトが動作することになります。

ちなみに、Windows VistaやWindows 7に同梱されているWindows Defenderは、スパイウエアの検知や削除の機能しか持っていません。

 

つまり、Windows 8以降のOSに同梱されているものとは、同等ではありません。

 

おわりに

最近のウイルスは、事前に有名なセキュリティ対策ソフトなどで、テストを行い、検知されないことを確認したうえで、実際にインターネットにばらまかれます。


このため、コンピュータウイルスに感染しない最善の策は、脆弱性を塞ぐことに尽きると思います。
コンピュータウイルスは、パソコンにインストールされているソフトウエアの脆弱性を利用して感染するからです。

Windowsの更新ファイルが配布され次第、確実に更新を行うこと。
フラッシュプレイヤーやJAVAなどの、パソコンにインストールされているソフトウエアの脆弱性を防ぐことが必要です。

 

更新の通知があった場合には、直ちに実行しましょう。

 コラムニスト情報
矢野勇雄
性別:男性  |   職業:パソコンサポーター

福岡市とその近郊でパソコンの出張サポートをやっています。パソコンを使っていて困った際のサポートを行っています。具体的にはパソコンの初期設定、インターネットへの接続、ウイルスなど迷惑ソフトの削除、旧パソコンから新規パソコンへの各種設定・データの引っ越しなどをやっています。

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