冬の星座を観測しよう!冬の大三角・シリウス・カノープスの探し方 (2/2)

冬の綺麗な夜空で星空観測!「冬の大三角」「おおいぬ座」「散開星団M41」「カノープス」を観察する探し方のコツを紹介します。

執筆者: 宇都 正明 職業:天体観測アドバイザー・星空案内人
カノープスの探し方

さて、カノープスの探し方です。

 

カノープスは、おおいぬ座から探します。
おおいぬ座の前足と後ろ足を現す星を2つ結んで、そのまま南に伸ばしていくのが目印です。

 

 

肉眼で、地平線すれすれに、星を見つけることができたら、まずカノープスと思って間違いありません。

 

あれが、カノープス!? 街の明かりかも?

もし、遠くの街明かりか判断がつきにくいようなことがあれば、少し時間を置いてまた確認してみましょう。

星は地球の自転で西に移動していきますので、カノープスなら、地上風景と位置が変わります。

 

 

おわりに

今回は、冬の明るい一等星、おおいぬ座の「シリウス」と、「カノープス」等についてご紹介しました。
カノープスを見るのは、なかなかに大変ですが、長寿の星の言い伝えもありますから、ぜひ、チャレンジしてみてください。

 
 コラムニスト情報
宇都 正明
性別:男性  |   職業:天体観測アドバイザー・星空案内人

銀河鉄道999や、ボイジャー2号の写真などで、子供の頃から宇宙に興味を持って以来、天文に興味を持ちました。
デジタルカメラのおかげでアマチュアでも、図鑑の様な写真が撮影できる様になり、すっかりとのめり込んでしまいました。
星空の魅力を伝えていければと思って、天体観望会のお手伝いなどもしています。

 

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