代謝を促す!寝たままでOKの朝ヨガ講座。手首足首や肩甲骨周りをストレッチしよう
朝を快適に、一日をスムーズにスタートするためのヨガ・ストレッチを紹介。寝た姿勢のままでOK!手首足首や肩甲骨周りを刺激して代謝をアップさせれば、血行が良くなりシャキンと目覚められます。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
冬は日の出も遅く、寒くて寝床から出づらいため、朝の時間がより慌ただしくなりがちです。
そんな冬の朝を快適に、一日をスムーズにスタートするためのヨガをご紹介します。
ぼんやりした朝をシャキッとさせるには、全身の巡りを良くするのが一番です。
その中でも、今すぐ手間をかけずにできるのが深呼吸。
大きく吸い込んだ空気は、肺から血液に入り、全身に運ばれます。
それだけでなく、深い呼吸による肺の動きは周囲の内臓や骨を動かし、骨格をリセットしたり、血流を促して代謝を上げたり冷えを解消したりします。
好きな香りのチカラを借りるのも◎
その呼吸を促すために、アロマなどの香りを利用することもお勧めです。
ディフューザーを使ったり、オーガニックコットンに数滴垂らして傍に置いておくことも、目覚めに心地よい深呼吸を促してくれます。
自分の好きな香りがいいでしょう。
手首足首には代謝を上げるツボがあり、頭をすっきりさせてくれます。
肩甲骨周りにも代謝を上げるツボがあるので、寝床で横向きになって上の腕をゆっくりと大きく回すと温まります。
また、腕のつけ根や胸など、肩甲骨につながる部分をストレッチするのも代謝アップに有効です。
両腕を体の前で交差させ、腕を伸ばしたままうつ伏せになり、深呼吸をします。
1. 右腕を横に伸ばしてうつ伏せになります。
2. 全身を左に大きくねじってストレッチをします。
3. 反対側でも同じように行います。
深呼吸をすると、より伸びが深まります。
1. 仰向けに寝転がり、足を反対側に持っていき、背骨をねじります。
背骨には全身につながる神経が通っており、背骨周りのゆがみがリセットされ循環が整います。
2. 膝を抱えて引き寄せたり、くるくると回したりします。
骨盤から背骨をほぐすことができますのでお勧めです。
朝は体のエンジンがかかりきっていないため、様々な動きがミシミシしたり、こわばった感じがしたりすることでしょう。
寝床の中でも、そのこわばりを溶かし、みるみる血行を良くすることができます。
どうぞ試してみてくださいね。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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