友達の家族が亡くなった!お悔やみの言葉や葬式への参列など、友人の身内に不幸があったときのマナー
仲の良い友達の両親や兄弟、親戚が死んだ…訃報時のマナーを紹介。親しいからこそ、社交辞令ではない言葉をかけたいですが、言ってはいけない言葉などもあるのです。
親しい友達の身内に不幸があったとき、なんて声をかけていいかわからずに、悩んだ経験はありませんか?
親しいからこそ、言葉が見つからない。
だからといって、社交辞令で済ますのも考えものです。
そんなときは、どのような言葉を選べばよいのでしょうか。
友達の身内に不幸があった場合は、まず本人が何を求めているかを考えましょう。
本人から訃報を知った場合は、気遣う言葉とともに、役に立てることがあれば声をかけてほしい旨を伝えましょう。例えば、次のような言葉をかけるのが無難です。
「ご愁傷様でした」のような型にはまった言葉は、逆に友達を傷つけることがあります。
他の友達から訃報を聞いた場合は、その人が代表となってやり取りをしたほうがいいでしょう。
慰めの言葉を言いたいと思うかもしれませんが、何人もの友達がそれぞれに連絡を取ると負担になってしまいます。
相手がどういう状況でいるかはわかりません。
連絡をとるのは必要最低限にしたいものです。
また、受付などの手伝いを頼まれた場合は、気持ちよく引き受けるように心がけたいですね。
一般参列者として弔問に伺った場合、あくまで控えめに振舞います。
友達に声をかける機会があれば、気遣う言葉をかけましょう。
話したい、慰めたいなどの気持ちはわかりますが、遺族には遺族の役割があります。
長々と話し込むことは避けたいものです。
もし、友達の方から話したがるようであれば、話すことは全く構いませんが、そうでないのであれば、引き止めないようにしましょう。
自然な声掛けとしては、相手の気持ちに沿うような言葉がお勧めです。
- 「突然のことで言葉が見つからないのだけど…」
- 「大変だったね」など
身内の間には、他人からはわからない事情があるかもしれません。
また、特に近い身内を亡くしたばかりの方の気持ちは複雑で敏感になっています。
冷静なときにはどうということがない言葉でも、無神経に響いてしまうことがあるので注意が必要です。
身内を亡くして間がないお葬式のときは、まだ元気は出せる時期ではありません。
時期を選んで使いたい言葉です。
基本的には、弔問は遠慮します。
ですが、家族ぐるみでお付き合いがあったなど、最後のお別れをしてほしいという打診が遺族からあった場合は、伺っても構いません。
家族葬の場合、お葬式の性格上、訃報を広めたくないという思いがあります。
もし、お葬式の日時など、詳細を言いたがらない場合は、無理に聞き出すことのないようにしたいものです。
お葬式が済んでも、なかなか気持ちの整理がつかなかったり、忙しくしていることがあります。
そのため、しばらくは積極的に誘うことは遠慮すべきです。
でも、友達が話をしたがるようであれば、耳を傾けましょう。
励ましの言葉を伝えるよりも、本人が思いを話すことで、少しずつ気持ちの整理がついていきます。
親しいからこそ、気の利いた言葉よりも、何を求めているのかを考えて寄り添いたいものです。
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