【犬と暮らす】一人暮らしで犬を飼うと「ペット中心の生活」になる

一人暮らしでも犬を飼うことは可能です。ペット可のマンションやアパートでおすすめの犬種は?部屋の温度や餌やり、散歩など、自分が不在時のことも考えなければなりません。

執筆者: Dog index Makiko 職業:ドッグトレーナー
1人暮らしで犬は飼える 愛犬を迎える前に知っておくべきこと

ライフスタイルが多様化してきた昨今、年齢や性別を問わず、一人暮らしをしている方が増えているそうです。
そんな中「犬と一緒に暮らしたい!」と考え始めたならチェックしたいポイントがあります。

 

  • 「一人暮らしでも犬を飼えるの?」
  • 「一人暮らしでも飼いやすい犬種は?」

 

今回は、このような疑問についてお答えしていきます。

 

 

一人暮らしで犬を飼ったらどうなる?

一人暮らしで犬を飼うことを考えた場合、愛犬のお世話を一人でするという点に不安を感じるかもしれません。

実際に犬と暮らしたら、気ままな一人暮らし生活がどうなるのかも気になるところです。

 

基本的に「犬中心!」の生活になる

「それまで自由に、好きな時に好きなことができていた暮らしは一変する」というのが、間違いない事実です。

 

犬の飼い主さんの生活スケジュール

犬と暮らしていると、自然にライフスタイルが変わってきます。

 

早起きが必須です。

出勤前にご飯をあげ、散歩、トイレ周りの掃除などを行います。

まだお家に慣れていないうちは、職場が近い方は一時帰宅してあげると良いでしょう。

残業がないように仕事を済ませ、できるだけ定時に上がって愛犬の元へ。
トイレ周りの掃除にごはん、散歩や遊びなどでコミュニケーションを取ってあげましょう。

 

休日

昼までゴロゴロ寝て過ごす…ということは、基本的にできなくなると思ってください。
それまでは映画や旅行、友達とランチやディナーというように出かけることが多かった人も、犬と一緒に過ごせる場所を選ぶ機会が、自然と増えるようです。

 

「すべてを自分でやろうとしない」のがポイント

家族で犬と暮らしている場合と違い、お世話をするのは基本的に一人です。
「私がやらなくては」と、責任感を持ってお世話をするのは大切なことですが、全てを完璧に一人でお世話をするのは無理なので、いろいろな人の力を借りるというのも一人暮らしで犬を飼う時の重要ポイントです。

 

いざというときに預けられる場所を確保しておく

オーナーさんが体調を崩したり、急な仕事や用事で家を空けなければいけないときに、自宅に来てもらう、または預かってくれるシッターさんやお友達・親類などを探しておきましょう。


犬を迎え入れたら早めに探しておき、時々預けて様子を見ることで、いざという時に安心して預けられる場所を確保しておくと良いですね。

 

相談できる専門家を見つけておく

また、安心して相談できる専門家を見つけておくと、普段の生活で気になったことを相談しやすくなります。

 

  • 病気について … 獣医さん
  • グルーミングについて … グルーマーさん
  • 行動について … ドッグトレーナー など

 

一人暮らしで飼いやすい犬種とは?

「毛が抜けなくて、散歩がいらない犬種は、一人暮らしでも飼いやすい」と言われていますが、本当にそうでしょうか?


小型犬だからといって散歩がいらない訳ではなく、同じ犬種でも活発な犬もいれば、おっとりした性格の犬もいます。
犬種だけではなく、オーナーさんのライフスタイルや性格によって合う犬は異なります。

「どんな犬なら飼えるのかな?」と疑問に思った時は、専門家に相談してみましょう。

 

●関連コラム

犬の性別、飼いやすいのは「オスorメス」?性格や特徴の違いを知る。

 

 

ずっとお世話できる?10年先を想像して迎え入れることが大切

犬の寿命は年々伸びていて、大型犬でも15歳以上まで生きる犬も珍しくなくなってきました。
ずっと元気に過ごしてくれれば嬉しいのですが、シニアになると足腰が弱ったり病気がちになったりと、看病や介護が必要になることもあります。


今は元気に階段を昇り降りできても、10年後にはできないかもしれません。

そんな時に「どんな風にケアをしてあげられるかな?」と少し想像してみると、自分が終生責任を持ってお世話できるかどうか、イメージしやすいですね。

 

一人暮らしでも、犬と幸せな生活を送ることはできる!

一人暮らしで犬を飼うことは、家族と暮らしている犬に比べてお留守番が多くなりがちであったり、代わりに世話をしてくれる人がいないというリスクもあります。

ですが、何よりも「家に帰ると待っていてくれる愛くるしい存在がいる」というだけで頑張れるようになります。


そして犬との暮らしを目いっぱい楽しめるようになれば、「一人暮らしで飼うのは可哀相」なんて言う人はいなくなるくらい、人も犬も幸せな暮らしになることでしょう。

 
 コラムニスト情報
Dog index Makiko
性別:女性  |   職業:ドッグトレーナー

「イヌと人の笑顔を少しでも増やす!」という目標のために、
Vancouverへ渡航。
現地のドッグトレーナー養成学校で、「おやつや体罰を使わない」
オーナーさんとイヌの絆をつくる というトレーニング方法を学ぶ。

卒業後はドッグウォーカーや、Dog daycare
(犬の預かり施設)に勤務。
帰国後、動物病院での業務を経験。
Dog indexドッグトレーナー 神奈川担当として活動中。
神奈川県内の動物病院にてパピー教室、相談会を担当。

*College of Canine Behavioral Science(Vancouver, Canada)卒業

*動物看護師統一認定機構認定 動物看護師
*愛玩動物飼養管理士
*愛犬飼育管理士

パートナー犬は、2011年生まれのシェルティー。
Kiitos(キートス)♂です。

 

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