コーヒー好きな方、普段、何気なく飲んでいるコーヒーについて、ちょっと学んでみませんか？

コーヒーには、コーヒーの木があります。そのコーヒーの木は、アカネ科の非耐寒性常緑低木で、生産地は北緯２５度から南緯２５度の「コーヒーベルト」に集中しています。

主な原種はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の３種です。

エチオピア原産のアラビカ種は、世界の生産量の約７０％を占め、香り、味、共に、バランスが良いです。

ロブスタ種は、コンゴ原産で、酸味は抑え目で、苦味が強いのが特徴です。

リベリカ種は、リベリア原産で、特に苦味が強い品種とされています。

コーヒーって、あのコーヒーにしかない、香ばしい香りが特徴的で、人気ですよね。生豆の状態では、あのコーヒー独特の香ばしさや味わいにはなりません。加熱し、成分に化学変化を起こさせる焙煎によって、初めてお馴染みのコーヒー豆となるのです。

焙煎には８段階あり、焙煎時間の長い「深煎り」になればなる程、豆の色は黒褐色になります。味の違いでいうと、基本的に「浅煎り」は酸味が強く、「深煎り」になるにつれ、苦味が強くなってきます。

コーヒーは、実は発展途上国にとって、貴重な産業です。ネパールでも生産されている事は、意外とあまり知られていません。

コーヒー生産量トップ１位は、ブラジルで、代表的な銘柄は、「サントスＮＯ．２」です。総生産量は世界の約30％で、世界一を誇ります。「サントスＮＯ．２」は、混合物の割合を示す欠点数が300ｇ中４欠点以下という純度を誇る、最高級ブランドの一つなのです。

２位は、ベトナムで、「ベトナム・ロブスタ」が代表的です。ベトナムは、古くからフランスへの輸出大国でした。軽いローストの香りと苦味が基本ですが、バランスが整っています。深煎りにして、アイスコーヒーで飲むと更に美味しいです。

３位はコロンビアで、「コロンビア・スプレモ」が有名です。ブラジル豆よりやや少し大きめの豆です。ブレンドのベースにもよく用いられます。深煎りにすると、刺激的で鋭い飲み心地と、程よい酸味となり、カフェオレによく合います。

因みに自分は、カフェインアレルギーなのに、コーヒーが大好きです。飲みすぎると体調が悪くなってしまうと分かっていて、飲みすぎてしまうのです。カフェインアレルギーでカフェイン中毒です。苦しい思いをしてまで飲みたいんです。身体の刺激が強すぎても、飲み進めてしまうのです。後で必ず吐き気や動機に襲われると分かっていて、飲んでしまうのです。これはある意味、中毒とかアレルギー以前に、自分、ただのMなのではという気がしてきました。