一眼レフで人物を綺麗に撮るコツ!モード設定やレンズの選び方など、真似したいプロの撮影テクニック

執筆者: 植村耕司 職業:写真家
はじめに

こんにちは、写真家の植村耕司です。

 

今回は人物撮影についてお伝えします。

人物撮影の基本、ポートレートを覚えて、綺麗に撮りましょう。

大きなストロボやレフ板などを使わずに、カメラとレンズだけで撮れる簡単な方法です。

 

 

カメラの設定は「絞り優先」

まずは一眼レフやミラーレスカメラで「絞り優先」モードを使いましょう。

これは、カメラが自動で設定するモードでなく、絞り値を自分で決めるモードです。

絞り値以外のシャッター速度はカメラ任せです。

 

モード選択

メーカーによって呼び名は異なりますが、モードダイヤルで「AV」「A」などのモードです。
AVに設定すれば、絞り値を決めます。

装着されているレンズの、最も明るい数字に合わせます。

 

レンズ

一般的なレンズですと、f3.5からf4.0くらいになると思います。

明るいレンズをお持ちですと、f2.8やf1.4などが選べるでしょう。

 

焦点距離

レンズの焦点距離は35mmから85mm、100mmなどに合わせます。

全身を撮るなら35mm、上半身なら50mm以上が良いでしょう。

(焦点距離は35mm換算で表記しています)

 

ISO感度

ISO感度は、屋外であれば低めの200前後、屋内であればやや高めの400から800程度に設定しましょう。

 

ホワイトバランス

ホワイトバランスは、まずはオートで良いでしょう。


 

覚えると便利なこと

これで撮影は出来ますが、ちょっとした変更をしてみましょう。


一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラであれば、測光モードが選択出来ると思います。
概ね「評価測光」「中央重点測光」「スポット測光」の3つがあると思います。


それぞれ簡単に説明すると、

 

評価測光

画面全体の露出を平均化した露出です。

 

中央重点測光

文字通り画面の中央の被写体を優先した露出です。

 

スポット測光

画面内のある点に合わせた露出です。

 

今回は、その中の「中央重点測光」を選んで下さい。

その後「露出補正」でやや+側に露出を振ります。

 

屋外で晴天であれば、2/3から1程度、曇りや屋内なら2/3までにします(これは単に経験値です)。
この露出補正の補正値を写真に反映させたいので、中央重点測光を選びます。

 

いざ撮影をしてみる

全ての設定が出来れば、いざ撮影です。

 

中望遠程度の焦点距離で、絞りが開放値であれば、被写体の人物以外の背景はボケて人物だけが浮かび上がるように撮れると思います。
特に上半身や顔のみを狙った場合は、ボケが良く確認出来ると思います。

撮影時は、光が何処から来るのかを確認しながら撮ると良いでしょう。


初めは被写体の前から光が当たる順光で撮影し、次に反対の逆光でも撮影して違いを確認したり、横からの反逆光なども挑戦して下さい。

 

 

屋内では、光の差す窓際付近で撮影すると良いでしょう。

真上に蛍光灯や照明設備があれば、なお良い雰囲気で撮影出来ると思います。

 

撮影現場の雰囲気作り

後は、撮る人が撮られる人を緊張させないように、話し掛けたり笑顔でいたりするなど、撮影現場の雰囲気作りも大切です(これが一番大切です)。

 

笑顔ではない写真を撮りたい場合は、必要以上に声を掛けることは止めましょう。
大切なのは撮りたい写真のイメージを持ち、被写体となる人とそのイメージを共有して撮影現場の雰囲気を作ることです。

 
 コラムニスト情報
植村耕司
性別:男性  |   職業:写真家

クラシックコンサートからミュージカル、ダンスなど各ジャンルの舞台を中心に大阪から神戸、阪神間から関西一円で活動しています。
JPS 公益社団法人 日本写真家協会会員
JSPS 日本舞台写真家協会会員

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