風邪、感染症も予防!ウイルスを98%除去する「手洗い」の絶大な効果とは (1/2)
9月頃に入ると気候が不安定となり、夏バテを引きずっている方や秋バテになる方など、体調も不安定になります。
その疲れが回復しないままより寒い季節へ突入することは、更なる体調不良を引き起こします。
毎年猛威を振るっているインフルエンザや流行性胃腸炎などですが、ワクチン接種や食事を心掛けることは勿論重要なことです。
しかし、今回はまず、簡単でありながらも一番大切な手洗いについてご紹介します。
様々な感染症は主に3つの要素が揃った時に起きることが多いです。
- 人(又は動物など媒体になるもの)
- 感染源(細菌・ウィルスなど)
- 感染経路(空気感染・飛沫感染など)
この内「人」に関しては、ワクチン・内服等を利用して原因を消すことができます。
「感染源」と「感染経路」については、場合によっては洗浄や消毒・滅菌を要します。
さらに厚労省より定められたガイドラインで標準予防策や感染経路別予防策なるものが存在しており、それらで対応をしていくことになります。
この標準予防策は、感染を防ぐための基本的な対策として位置付けられており、この中にも手洗いは記載がされています。
手洗い石鹸はどのように選ばれていますか?
固形石鹸やハンドソープ、薬用石鹸と種類は多く存在しますが、手洗い用の除菌効果としてはいずれも役目を十分に果たしています。
以前から存在する固形石鹸で、ごく簡単に手を洗い流すだけでも手や爪に付着するウィルスなどは95%洗い流せたという結果があるようです。
薬用石鹸では更に98%洗い流せたそうで、そこに爪ブラシなどを用いるとより効果的だそうです。
そのため、様々な会社独自のデータ上で発売されている石鹸によっては内容が異なってくるとは思いますが、このような数値を見る限りでは決して薬用でなくてはならないなどの観念は持たなくてもよさそうです。
これらより、石鹸は帰宅時や食事前などに使用して効果的に手洗いをする必要があることが分かります。
そのために、使い心地の良い物を選ばれることをお薦めします。
- 肌質(乾燥肌・アトピーなど)
- 香り(香りの強い弱い・好みなど)
- 泡立ち
- 洗い上がり(さっぱりしたいなど)
- 作業内容(油や土が付着する作業など)
- 固形・液体・ジェルタイプなど
こまめに手洗いを行なっても大丈夫なように肌の弱い方はオリーブオイルやカモミールなどが配合された物を利用されるといいでしょう。
逆に作業で手の汚れが激しい方は、固形や薬用石鹸など洗い上がりがさっぱりと感じる物が好まれるかと思います。
ちなみに泡で出てくるポンプタイプの石鹸は、泡立てることが難しい子供でも同じような効果が得られますのでお薦めです。
更に、雑貨店などで見かける携帯用のチューブタイプ石鹸や抗菌ジェルは、牧場や動物を触るようなレジャーをする時には便利に使うことができます。
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