疲れた胃腸に効果的な、ダイコンの消化効能!香ばしい焼き黒大根レシピ (2/2)

執筆者: 坂本みちよ 職業:野菜メニュープランナー・料理家・野菜ソムリエ

大根の各部位の調理方法

先ほども述べたように、大根は上の方が甘く、下に行くほど辛みが強くなります。
そこで、それぞれ部位の特徴を生かした、調理方法を取ってみましょう。


まず上の部分は、甘みが強く少しかためなので、サラダや大根おろしにすると良いでしょう。

真ん中の部分は、柔らかく色も良いので、煮物などに向いていますし、下の部分は辛みが強いため、薬味などに使うと良いでしょう。

黒大根のソテー ゆず風味ドレッシング

今日は、黒大根を使った一品をご紹介します。


黒大根は、ヨーロッパではポピュラーですが、日本ではまだなじみが浅いかもしれません。

肉質的に水分も少なく辛味大根のような味わいですが、火を通すと辛味も和らぎます。
もちろん、普通の青首大根などで、作っていただいても大丈夫です。

 

 

材料(2人分)
  • 黒大根   1cm幅にスライスしたもの×8枚程度
  • エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
  • 塩     少々
  • こしょう  少々

 

ドレッシング材料
  • エキストラバージンオリーブオイル  大さじ1.5
  • ゆずのしぼり汁    大さじ1
  • 柚子こしょう     小さじ1/4
  • 塩          少々

 

作り方
  1. 黒大根は、皮のまま1cm幅の輪切りにし、軽く塩こしょうする。普通の大根を使う場合は、皮を剥いてください。
  2. フライパンにオリーブオイルをひいて1を並べ、ふたをして弱火で2分程度焼く。焼き色がついたら裏返し、ふたを取ってさらに2分程度焼く。
  3. ドレッシングの調味料をしっかりを混ぜ合わせる。
  4. 2を器に盛り、上から3をかけて召し上がってください。

 

おわりに

年末年始は、何かと飲んだり食べたりする機会も多くなるもの。
そういった時にこそ、消化を促進し、胃腸の調子を整えてくれる大根をぜひ取り入れて頂きたいと思います。

 
 コラムニスト情報
坂本みちよ
性別:女性  |   現在地:千葉県  |   職業:野菜メニュープランナー・料理家・野菜ソムリエ

●日本野菜ソムリエ協会認定 
 ・野菜ソムリエ
 ・ジュニア和食マイスター
 ・ベジフルビューティーアドバイザー
●日本フードコーディネート協会認定
 ・フードコーディネーター

忙しくても、身体に必要な野菜や果物を日常的に摂りいれるために・・
簡単にできる副菜や野菜料理レシピの提案・開発を行っています。

また、自宅やカルチャーサロンにて、料理教室・ランチセミナーを行うと
ともに、健康・美容分野との方々とのコラボイベントなども開催しています。

ブログ: http://ameblo.jp/happy-vegekitchen/
    「忙しい人の!簡単野菜料理と野菜の栄養バランスパスタ」

なお、お仕事等の依頼、問い合わせ等は、
happy.vegekitchen@gmail.com までお願いいたします。

 

 グルメ・レストランのコラム

 健康・医療のコラム

 趣味のコラム