エアコン(暖房)の温度を2度下げよう!冬の電気代の劇的節約術
寒さが増してくると、気になってくるのがエアコンの電気代です。
実は、エアコンは冷房よりも暖房のほうが電気代がかさむのです。
冷房よりも暖房のほうが電気代がかかる理由ですが、それは「外気温とエアコンの設定温度差」が大きいからです。
夏場の暑い時期なら、外気温が35度であっても、冷房の設定温度が28度なら7度の差。
ところが、暖房の場合は外気温が8度、暖房の設定温度が22度だと14度もの差が出ます。
この差が電気代となって跳ね返ってくるわけです。
エアコンは消費電力により電気代に大きな差ができますので、いちばん有効な節電対策は「設定温度を変えること」になります。
暖房の設定温度を21度から20度に変更するだけで、10%以上の節電効果が見込めると言われています。
さらに20度設定にすれば、20%程度は下げることができる計算になりますね。
経験談なのですが、暖房の設定温度を22度から20度に変更した年があります。
そのときの前年同月比は、約14%減少という結果になりました。
外気温の影響もあるので単純な比較はできないのですが、それでも、2度下げるだけで14%も電気代を抑えられることに、軽く衝撃を受けました。
しかし、暖房で20度設定だと、意外と室内や足元がひんやりと感じることがあります。
そんなときは、エアコンの設定温度を上げるのではなく、1枚多く厚着をするのがお勧めです。
厚手の靴下やレッグウォーマーで足首を温め、薄手のマフラーやスヌードを巻いて首周りの寒さを凌げば、かなり暖かくなります。
それでもまだ足元が寒いと感じるなら、ホットカーペットや電気ひざ掛け毛布など、電気代があまりかからない暖房器具を取り入れてみるのもよさそうです。
おすすめは、ホットカーペット×普通のひざ掛けです。
こたつの原理で、とても暖かいです。
また、加湿をすることでも体感温度が高くなりますので、加湿器を使って湿度も60%以上に保つのもいいですね。
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また、エアコンを稼働させている時間も短縮できるとなお良いですね。
それには冷気が入り込まない対策が必要です。
窓にプチプチ(緩衝材)を貼ったり、カーテンを厚手のものに変更し、閉める時間を少し早めたりすると、室内の冷え方が和らぎます。
エアコンは省エネ化が進み、自動運転が一番省エネとなっています。
ですので、風量などの設定を変更するのは逆効果です。
これまでより設定温度を1~2度下げたら、あとは厚着をしたり、冷気対策などをするほうが電気代を掛けずに済みます。
ぜひ、試してみてくださいね。
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