ツボを温めてみよう!冷え性に効果的な、身体を温める温灸療法とは
はじめに
こんにちは、漢方アドバイザーの寺井麻友です。
立春を迎え暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
さて最近、妊娠を希望される30代の方の子宝カウンセリングが増えています。
なかなか赤ちゃんがやってこないのにはそれぞれに様々なことが考えられますが、相談にいらっしゃる方ほぼ全員に共通しているのは「冷え」があるということです。
赤ちゃんは温かくてふかふかした子宮が大好きです。
お腹の中を安心して過ごせる環境にしてあげるためにも、体を温めることがとても大切です。
そこでまずご自分に合った漢方薬を選び、体を整えていきましょう。
漢方薬は体を中から温めることができ、さらに氣になる症状もよくしてくれます。
その上で体の外からも温めるとより効果的です。
今日は、体を外から手軽に温めることができる温灸療法をご紹介いたします。
温灸療法とは、温灸器をつかってツボを温め、体のバランスを整える方法です。
温灸材に火をつけて、目的にあったツボを温めます。
この温灸材は、温め効果の高いヨモギ、シナモン、松の節を炭にしたものを詰めます。
これらの漢方の薬効を肌から取り入れることができる、優れものアイテムなのです。
そして炭火の遠赤外線効果で体の芯からポカポカになります。
つまり内臓を直接温めることができるのです。
においや煙もほとんどなく、手軽で、何よりとても氣持ちがいいのが特徴です。
また、全身の縮図と言われている耳に当てることも出来、両耳を温めるだけで全身が温かくなります。
この温灸器を使って、耳と一緒にツボも温めてみてください。
おへそから指4本分(約5cm)下の位置にあります。
関元は任脈という経絡にあり、妊娠の妊の字はこの任脈の任からきているといわれています。
生理痛や月経不順をはじめとした、生殖器系の症状によいツボです。
また、別名を丹田(たんでん)といいます。
丹田は精神の要の場所です。
何かに迷ったりしたときは、胸でなく丹田に訊くと本当の自分の想いがみえてきます。
丹田を意識しながらする深い呼吸は、心と体をリラックスさせてくれます。
好きな香りを嗅ぐだけでも自然と深い呼吸になるので、お氣に入りの香りを見つけておくのもおすすめです。
口角の位置、唇のすぐ横にあるツボです。
この地倉が通る経絡を辿ると、卵巣にもつながっています。
地倉を温めると卵巣が温まり、よい卵子が育つようになり、口角も自然と上がってきます。
「口角アップ=卵巣力アップ」というわけです。
また逆も然りで、常に口角を上げようと意識していると、心も前向きになります。
コツは口角だけでなく、頬もぐーっと上げようとすることです。
にっこり口角が上がった女性は卵巣力も高いため、本能的により魅力的に見えるのですね。
これらのツボを温めることは、妊娠を希望する・しないに関わらず、女性らしく輝くためにおさえておきたいポイントでもあります。
疲れた日は、寝る前に好きな音楽をBGMに、温灸をしながら漢方薬をゆっくり飲む時間を作ってみませんか?
何かと忙しい日々の中、氣づかないうちにしている心の緊張からも体は冷えるものです。
ぜひ温灸をきっかけに、慌ただしい毎日の中にゆったりした時間を取り入れて、心も体も温まってくださいね。
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