睡眠の質を高め、不眠を解消する「寝る前&寝起き1分」呼吸法

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
深い呼吸・イメージで、質のよい睡眠を

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。

  

リラックスして、ぐっすり眠れていますか?

頭が心配事でいっぱいになり、考え過ぎている時や、不安感に襲われているときなど。

呼吸は浅く速くなり、体は強張り硬くなっているものです。

 

ヨガの呼吸や瞑想で、身体、頭の緊張を解きほぐす

質の良い睡眠へ誘い、爽やかな朝を迎えるための、ヨガで行う呼吸瞑想法をご紹介いたします。

 

 

◆夜寝る前に (1)骨盤を転がす呼吸法
  1. 両膝を立て、仰向けになる
  2. 両手は腰骨に置き、骨盤の位置や傾きを感じやすくする
  3. 息をゆっくり吐き出し、お腹がぺたんこに凹んで腰が床に触れ、骨盤をゆりかごのように手前に転がす
  4. 息を吸い込み、下腹を天井に突き上げるように膨らませ、腰は床から浮き上がらせる

 

 

  • 膨らんだ風船の口から自然と空気がもれ出ていくように息が抜けていき、体内の老廃物が一緒に流れ出て抜けていくイメージをします。
  • 下腹が風船のように膨らみ、周りの自然のエネルギー(太陽の光、風邪や自然の滋養をたっぷり含んだ空気、大地の温かみなど)をたっぷりと取り入れるイメージをします。

 

骨盤が前後に転がる呼吸法でリラックスし、心地よい眠気を誘いましょう。

 

骨盤からは、自律神経の副交感神経が出ている

骨盤を滑らかに動かすことが、リラックスにつながります。

 

腹式呼吸で、副交感神経を優位にする

腹式呼吸により、体の疲れを取り去り代謝を促す副交感神経を優位にします。

そのことにより、安眠へと導きます。

 

加えて、小さく微かな動きは、大きな筋肉の緊張をゆるめます。
呼吸法で内臓がマッサージされ、消化吸収など、内臓本来の働きを取り戻します。

◆夜寝る前に (2)胸を広げる呼吸法

 

  1. 両膝を立て、仰向けになる
  2. 両手のひらを上にし、腕を伸ばし床へ伸ばす
  3. 息を大きく吸って、胸を膨らませる
  4. 胸に息を溜めたまま、息を止める
  5. 苦しくならない程度止めた後、口から思い切りため息をつくように「ハァ~」と吐き出す

 

  • 息を止めている時、緊張して固まったり違和感を感じる身体の部分を、息を溜め込んだ胸に寄せ集めてくるイメージで行いましょう。
  • 息を一気に吐き出す時は、違和感やストレスを一緒に吐き出すイメージです。
  • 胸から息が吐き出されると、肩・首・頭など上半身の緊張がほどけやすくなります。
  • 上半身が温泉に浸かったような、緩んでいくイメージを持ちましょう。

 

いざリラックスしようと思うと、難しかったりします。

このように息を止めるなど、一度体を緊張させてから脱力すると、上手くできます。


この呼吸法を3回ほど繰り返して脱力し、眠りにつきます。

 

◆朝起きた時に 海に浮かぶイメージ瞑想と、呼吸法

 

  1. 仰向けで横たわり、暖かな砂浜にいるとイメージする(背中には砂の、体には太陽の温かみ)
  2. 体全体も海だとイメージする(脳みそがプカプカ、目玉もプカプカ浮いている)
  3. 奥歯と奥歯の間を少し開け、ほっぺた緩ませる
  4. 息を吸うと、海の波が向こうから寄せてきて、温かい栄養を含んだ水が体を包む
  5. 息を吐くと、海の波が引いていき、心や体のこわばりやストレス、重苦しさやマイナスのエネルギーを一緒に流し去ってくれる

 

  • 海の波が寄せては返すイメージの呼吸法を5回ほどゆっくりと繰り返して、すっきりと浄化します。
  • 波が引いた後の海で、自分の好きな色と香りの空気に包まれているとイメージをしながら、幸せな気持ちで呼吸をします。

 

 朝からすっきり、前向きで肩の力の抜けた爽やかな状態でスタートできるでしょう。

 

  

おわりに

人は生まれてから死ぬまでに、何回呼吸をするのでしょうか。

 

いつもの呼吸に、少し意識をプラスしてみてください。

朝晩の呼吸を1分間置き換えるだけで、あなたの1日の質を大きく変える可能性があります。

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com