先輩や上司からのキツイ言葉…これってイジメ?ネガティブ意識を変える思考法

執筆者: 梶山佳世 職業:フラクタル心理カウンセラー・MBIPサクセストレーナー
先輩にいじめられるのはなぜ?

こんにちは、フラクタル心理カウンセラーの中村佳世です。

「思考が現実化する、100%例外なく」とするフラクタル心理学では、事故や病気、災害までも、自分の思考が作ったものとお伝えしています。


思考と言っても、「私はこう考えています」という単純なものではなく、深層意識と呼ばれる、日頃、認識されない部分の思考が現実になっている、ということがポイントです。

さて、今回のお悩みは「職場の先輩にいじめられる」です。

 

 

人生のシナリオは自分が書いている

思考が現実化しています。

ということは、あなたが人生のシナリオを書いています。

 

あなたは自分を主人公にして、脇役を配置し、舞台を設定しています。
今のあなたの環境は、すべてあなたが思考して書いたシナリオ通りなのです。

でもそう言うと、あなたは「そんなはずはない」と言いたくはありませんか?
「私は先輩にいじめられたくなんてない!」と反論したくなりますよね。

悲劇のヒロインのシナリオ

ではここで、あなたが書いたシナリオを覗いてみましょう。

あなたは、新入社員です。日々仕事を覚えることで精一杯です。


ある日、あなたはちょっとしたミスをしました。
それを先輩に酷く叱られました。


あなたは思います。
わざとじゃないのに、そんなに強く言わなくても。
あなたは居たたまれなくなって、給湯室でしくしく泣いてしまいます。
私ってなんてかわいそうなのかしら。先輩はひどい!


ああ、これではまるで悲劇のヒロインですね。

悲劇のヒロインでいるメリットとは?

相談者様は、すっかり悲劇のヒロインに浸っておられるようです。
こんなシナリオを書いていては、いつまでも先輩には叱られてばかりでしょう。
それでは困りますね。


では、悲劇のヒロインでいることで得られるメリットを見ていきます。

  • 傷ついたと言うと、繊細な気がする。
  • できないと言えば、ラクができる。
  • 先輩を悪者にすると、自分がいい人に思える。
  • 泣いていると、周りがやさしくしてくれる。
  • 人のせいにすると、自分が責任をとらなくて済む。

 

人はメリットしか選ばない

自分でシナリオを書いているのですから、人はメリットしか選びません。
相談者様はどうやらメリットがあって、悲劇のヒロインを演じていたようです。


しかしいつまでも被害者をやっていては、仕事の能力も上がりませんし、成長できませんね。
被害者を止めなくてはいけません。


それに、先輩は本当にあなたをいじめているのでしょうか。
あなたに成長して欲しいのではありませんか?

生き生きと働く姿を詳細にイメージしてみて

先輩はもしかすると、愛のある人かもしれませんね。
あなたはラクしたい、優しくされたいという思いが強すぎたのかもしれません。


そろそろ人生のシナリオを書いているのは自分であること、それを踏まえた上で、生き生きと働いている、未来の有能なあなたをイメージしてみてください。

3ヶ月は続けてみてくださいね。
すると、先輩が未来の自分だったと気づくかもしれません。

 

おわりに

ぜひ悲劇のヒロインを止めて、仕事で能力をつけていってください。
あなたにはきっと出来るはずです。

 
 コラムニスト情報
梶山佳世
性別:女性  |   現在地:広島県  |   職業:フラクタル心理カウンセラー・MBIPサクセストレーナー

1972年広島県生まれ。フラクタル心理カウンセラー・MBIPサクセストレーナー。元オーガニックファーマー。
20歳の頃より、心と体、自然の仕組みについて探求を始める。宗教・自己啓発・有機農業などを学び、2012年フラクタル心理学に出合い、
2014年3月 フラクタル心理学マスターコース上級修了
2014年5月 フラクタル心理カウンセラー取得
2014年8月 TAWフェロー取得
2015年1月 MBIPサクセストレーナー
を、修了。

梶山佳世のブログ
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