漢方でメンタルケアを。イライラや不調を改善する「心身一如」の考え方
こんにちは、漢方アドバイザーの寺井麻友です。
空が遠くなり、柿や秋刀魚など旬の食材が出てきて、すっかり秋になりましたね。
芸術の秋や、読書の秋。
秋は四季の中で一番感性が豊かになる季節と言われています。
感性に通ずる味覚や運動感覚も鋭くなるので、食欲の秋やスポーツの秋とも言われるのではないでしょうか。
こんな風に感性が敏感になる季節だから、いつも以上に心が敏感になることがあるかもしれません。
夕焼けを見ただけで物悲しくなったり、小さなことでイライラしたり。
今回は、そんな心が、漢方をきっかけにしたメンタル改善のご提案を、体験談も交えてご紹介していきたいと思います。
そのお客様(50代女性)のお悩みは、頭痛でした。
パソコンを使うお仕事をされており、目の疲れから、頭がガンガン痛くなるというもの。
そしてよくお話を伺うと、仕事やご家庭で、衝動的に自分で抑えられずに、カーッとイライラしてしまうことも大きなお悩みでした。
また、大変驚きやすく、夜も眠りが浅く、よく物音で目が覚めたりしているとのこと。
そこで、心によい漢方薬の代表「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」を飲んでいただくことになりました。
すると、だんだん頭痛の回数が減り、そして今までだったら気になってイライラしてしまったようなことがあっても、全く気にならなくなったそうなのです。
「すごくよく効くいて、もう手放せません」と大変喜んでいただきました。
たまに飲み忘れるとイライラしてしまうので、1日2回の漢方を欠かさないように続けること約3ヶ月。
ある時から、飲み忘れてもイライラしなくなったとのこと。
そして、その状態は続いており、今は飲んでいなくても、前のようにカーッとイライラすることはなくなったそうです。
「時々イライラもするけど、マイナスの感情も悪いわけではなくて、自分自身に気づくために必要なんですよね。」と笑顔でお話してくださいました。
このように、漢方を飲んで体が変わると、心が変わるということがあります。
漢方では、心と体は繋がっている「心身一如(しんしんいちにょ)」という考え方があります。
ですから、心が辛い時は、心で頑張るのもいいけれど、体からアプローチすることもできるのです。
今回の「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」は、牡蛎の殻と動物の化石が入っていて、これらにたっぷり含まれているカルシウムが、心を落ち着かせると考えられている漢方薬です。
左)牡蛎の殻「生薬名:牡蛎(ぼれい」、右)化石「生薬名:竜骨(りゅうこつ」
「こんなもので、本当に変わるの?」と思われるかもしれません。
ですが、人は変わります。
漢方は、あなたの「変わりたい」という思いを助けてくれます。
もし同じイライラのお悩みをお持ちでも、柴胡加竜骨牡蛎湯が全ての方に合うわけではありません。
ご自身に合った漢方薬を見つけるために、漢方薬剤師や漢方アドバイザーに、ぜひ1度ご相談ください。
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