人生に疲れた時、心を回復させるには?しにたい、消えたいと思った時にやるべきこと (1/2)
こんにちは、心理カウンセラー藤田洋子です。
あなたが人生に疲れたと思うのは、どんな時でしょうか?
「人生に疲れた」というのは、よほど重い状態だと言えます。
心が折れたとか、失敗したという重さとは、また違うと私は考えます。
そんな状態になった時、どのようにして心を回復させていけばいいのかを考えてみたいと思います。
人生に疲れた時というのは、「全てに希望を失くし、生きる気力がない」という状態ではないでしょうか?
頑張っても頑張っても報われず、何もかも上手くいかない、そう感じてしまった時、人生に疲れたと思うのかも知れません。
心に余裕がなくなり、喪失感でいっぱいの状態とも言えるでしょう。
こんな時にどう考えていけば、希望を取り戻し、生きる気力を持てるのでしょうか?
正直、簡単な対処法はないと思います。
人それぞれ、重さを感じるレベルが違うからです。
希望や気力を失くした時に、アドバイスをしたり、啓発本を勧めたりするのは、かえって逆効果ではないかと思います。
ポジティブな意見を言うことは、危険かも知れないのです。
それは、気力が持てなくなった人に「もっと頑張れ」と言っているようなものだからです。
人生に疲れていなくても、気力がなく、今日はなんだかやる気が出ない、という日があったりするものです。
ですので、気力のない人に「気力を出せ」と言うのは、酷なことだと思うのです。
疲れたなら一度休むことです。
ずっと頑張って来たなら、一度休んでみます。
ずっと張りつめて来たなら、緊張をほぐし、心に余裕を持てるまで休む必要があります。
つまり「充電期間を持ってみる」ということです。
心の疲れを取ることが必要なのです。
身体の疲れよりも、心の疲れの方が、実際にはしんどい場合があります。
それが、気力がないという状態になっていくからです。
希望を失くし、気力がなくなった原因や理由があると思います。
その原因や理由を考え、対処の方法を考えていく必要はあります。
ですが、無理をしてその事を考えなくても良いと思います。
それは、もっとずっと後からになって、いろいろと気づく時が来るのだと思います。
それまでは、後回しにしても構わないのです。
そして、身体も心も少しでも動けるようになったなら、そこから何をするかということが大事なことです。
まず、何かをやるのなら好きなことをやってみてください。
好きなこと、好きなものに触れると、心を癒すことが出来るからです。
好きなことが思いつかないなら、最低限の日課をひとつだけ決めて、やってみると良いと思います。
それは、とても簡単なことでいいのです。
日課といっても、目的や目標を立てるということではなく、生活の中から自分の出来ることをひとつだけやるということです。
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