ストレスを解消する瞑想方法!自然を取り入れた瞑想のやり方 (1/2)
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
時間や、やることに追われたり、人間関係に悩んだりと、日々起こる突発的なトラブルに心揺さぶられながら生活をして、ストレスを抱えてはいないでしょうか。
目の前に起こる出来事に反応し格闘しているうちに、心がすり減って感謝を忘れたり、自分の向かう方向が分からなくなることもあるでしょう。
私達は、生きているだけでも尊いし、活かされる環境にあることも幸せです。
その大切な命を使う日々ですから、ありたい自分という目標を見失わず、ストレスは受け流しながら、快適に進んでいきたいものです。
東洋発祥の「瞑想」は、自然に支えられ調和しながらも、細々したことに流されないゆるぎない自己と、感謝の心で生きる幸せを教えてくれます。
今回は、瞑想を通して、毎日を心地よく過ごす方法をご紹介します。
天と地がひっくり返るような悲しいことがあっても、どんなに嫌なことがあっても、いつでも私たちの上には空があり、太陽が照らしてくれています。
また、地面があり、私たちを下から支えてくれています。
ストレスを感じた時、ストレスを感じそうになった時に、どこまでも広がる空や大地、明るい太陽や黙々と伸びる木をイメージしてみましょう。
どんなに理不尽な出来事が起こったとしても、太陽は私たちを平等に照らしてくれていますし、自分の下だけ地面がぽっかり抜けることもなく、自然は私達に目に見えないエネルギーを送り続けてくれています。
室内にいても、天と地の大自然をイメージして、ゆっくりと呼吸を始めましょう。
息を吸うと、空や太陽のエネルギーがさんさんと全身に降り注ぎ、私たちを充電してくれます。
息を吐き出すと、心や体の中から老廃物、ストレス、手放したい想いなどが吐き出され、大地や大気がいくらでも吸い取ってくれます。
私達も自然の一部です。
自然に守られ、生かされています。
呼吸をするたびに、心身が浄化され、充電されて、感謝の気持ちが湧き上がってくることでしょう。
自然と交流するように心地よい呼吸を続けたら、目をつぶり、理想の自分像がイメージとして浮かんでくるのを待ちながら、心地よい呼吸に浸ります。
例えば、大切な人たちに囲まれて喜んでいる自分、プロジェクトをやり遂げた自分など浮かんでくるかもしれません。
理性や言葉で考えたことを無理にイメージしようと頑張るのではなくて、あくまで心地よい体感の中から湧いてくる像を待ってみるスタンスです。
リラックスした状態で浮かべるイメージは、潜在意識とつながり、本音で心から願っていること、実現することの断片でもあります。
気づいた時に何度でもリラックスして繰り返し続けると、ありたい自分の無理のない自然なイメージがはっきりと描くように見えてくるようになるでしょう。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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