ほうれん草、栄養効果を損ねない食べ方は?美味しい茹で方・選び方・冷凍保存の方法

執筆者: 高野絵梨香
ほうれん草で野菜不足を補う。

ビタミン豊富なお野菜、ほうれんそう。

今回は新鮮なほうれん草の見分け方をご紹介します。

 

 

ほうれん草の選び方
肉厚で緑の濃い葉

ピンとハリのある葉を選びましょう。

食べ応えもありますし、加熱時に溶けてしまう心配もありません。

 

葉先が黄色や黒に変色し、しなっとしている物は鮮度が失われています。

 

根元が太くて赤い

根元が太く、赤い方が栄養価も高く美味しいとされています。

根本が干からびて枯れている物はNGです。

 

茎が短くて細い

葉よりも茎が長く太いほうれん草は、育ち過ぎています。

根元に近い部分から葉が生えている、つまり、茎が短い物にしましょう。

 

育ち過ぎているほうれん草は、アクが強くなっています。

 

 

効果的な食べ方

ほうれん草に豊富に含まれているビタミンCは、水溶性のため、茹で過ぎると失われてしまいます。
また、βカロテンは油を加えることで吸収率がUP。

効率良くほうれん草の栄養を摂取するなら、軽く茹でてから油で炒めましょう。

ほうれん草をさっと茹でる方法
  1. 沸騰したお湯に、塩と油を少量入れる
  2. ほうれん草の根元部分を、先に鍋に入れる
  3. 根本の色が変わってきたら、葉の部分も入れる
  4. 20秒前後茹で、冷水にさらす

 

 

保存方法
生を保存する場合

乾燥を防ぐため、湿らせた新聞紙に包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存します。
その際、葉が上になるように立てて保存しましょう。

 

保存の目安は1週間程度になります。

 

茹でて冷蔵保存する場合

さっと茹でた後、水気を絞ってから密閉容器に入れて冷蔵庫へ。

保存の目安は2日間程度です。

 

茹でて冷凍保存する場合

熱湯に浸ける程度に固めに茹で、水気を絞ります。

小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグ等に入れて冷凍庫へ。

 

保存の目安は1ヶ月程度です。

 

茹で過ぎると、調理時にベタついてしまいます。

 

 

おわりに

和食にも洋食にも活躍するほうれん草。

その栄養成分を、余すことなく頂きたいですね。

 

上手に保存して、日々の食卓にぜひ取り入れてみて下さい。

 
 

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