死後の世界はある?ない?体験談や宗教観から検証してみよう (1/2)
死後の世界は「ある」か「ない」か。死から帰還した人の「臨死体験」や科学研究、宗教における価値観がキーとなる!
死後の世界ってどうなっているの?
「死後の世界」というのは、昔も今も、私たちにとって大きな関心事のうちの一つです。
子どもの頃、「人は死んだらどうなるの?」「人が死んだらどこへ行くの?」と親に尋ねたことのある人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな「死後の世界」にスポットを当ててみましょう。
死から生還した人たちが語った「死後の世界」とは?
イギリスのチームが、非常に興味深い研究データを発表しています。
それは、2,060人の心停止患者に対して行われたものです。
このうちの330人が、心停止状態から息を吹き返しました。
このうちのさらに少数、101人を対象として、そのときの体験について聞いたのです。
デジャブを感じたり、親族などの映像が浮かんできたり
そのなかで多かったのが、「恐怖心を覚えた」「デジャブ(既視感)を感じた」「親族などの映像がよぎった」というものです。
ほんのわずかではありますが、人によっては、心臓が止まっていたときに自分が経験したことをしっかりと覚えていると言っています。
光が入り込んでくる門を抜けた人も
また、アメリカの大学教授は「闇のなかに自分が沈み込んでいった。開けたら光が入り込んでくる門を抜けた」と語ったと言います。
「死から生還した人」が味わったこと、見たことというのは、生きている私たちにとって非常に興味深いものだと言えるでしょう。
宗教における死生観も関係している
「死」を理解するうえで手がかりとなるものの一つが、「宗教」です。
宗教はそれぞれ死生観を持っています。
そのなかでも代表的な、「キリスト教」「仏教」「新道」について見ていきましょう。
キリスト教
キリスト教では、亡くなれば神の御許へと旅立つことになります。
そこで永遠の安息を得ることができ、穏やかに暮らすことができるようになります。
そのため、キリスト教では人の死を「悲しみ」「嘆き」とは捉えません。
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