ダイエットは「何か特別なこと」をする必要はありません。運動・食生活・生活習慣の3本柱でダイエットセッションを行う、ボディデザイントレーナーが「シンプルなダイエット法の基本10項目」をまとめて解説。
こんにちは。
運動・食生活・生活習慣の3本柱でダイエットセッションを行う、ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
当コラムは、連載10回目を迎えました。
今回は総集編。
シンプルなダイエット法の基本10項目を確認・見直してみましょう。
よく噛むことによって発生する唾液には、食べたものを処理する酵素が含まれ、栄養を正常に処理してくれます。
処理不足によってカラダに蓄えられやすい脂肪を防ぎましょう。
また、よく噛むことで消化をスムーズにし、胃腸をいたわることもできます。
胃腸は、脂肪燃焼効率、全体の約40%を占めています。
ひとくちにつき、約20回噛んで食べましょう。
「腹八分目の食事量=一回の食事でカラダが処理できる限界の量」です。
限界量を超えたものは、カラダが処理し切れず、脂肪として蓄えられてしまいます。
ご自身の腹八分目を感じながら食事を摂ってみましょう。
食後にすぐに寝てしまうと、食べたものを消化・吸収する胃腸も寝てしまうため、消化不良を起こしやすくなります。
消化不良は、脂肪を蓄えやすくなってしまいます。
食後に寝るのは、3時間後くらいがベストです。
人間は冷えに極端に弱い生き物です。
胃腸を冷やし続けないように、日常生活は白湯をベースとし、運動中も可能であれば常温の水を飲むことをお勧めします。
また、ゆっくりとお風呂に浸かることも大切。
シャワーだけでは、表面だけが温まり、芯は冷えていることもあります。
38℃~40℃のぬるい湯船に、約20分浸かりましょう。
脂肪燃焼のゴールデンタイムは睡眠中ですから、6時間以上の睡眠を取ることが理想です。
以前、私のダイエット指導を受けてくださったお客様は睡眠時間がなんと…2時間!
それを6時間にしていただいたところ、いきなり痩せはじめ、2週間で5キロ落ちたこともありましたよ。
深い呼吸は、副交感神経=安らぎの神経を優位にし、脂肪の燃焼効率を高めます。
人のカラダは特に下腹部が固まりやすいので、下腹部の凹凸を意識し、深い呼吸を気がついたときに行ってみましょう。
休養の種類には、2種類あります。
一つは、スポーツなどでストレスの解消を行う「積極的休養」、もう一つは、お風呂にゆっくり浸かってカラダを休ませる「消極的休養」です。
休日には、どちらの休養もバランス良く取り、リラックスの神経=副交感神経を働かせましょう。
副交感神経が働くことで良質な睡眠が取れ、胃腸も労わることができ、ダイエットには効果的です。
手を組み天井に向かって肋骨を持ち上げるようにしてみましょう。
それによって、カラダが目覚め、内臓の働きがスムーズになります。
内臓は一般的に胃・肝臓・腸・すい臓・じん臓の5つの総称。
その内臓が、脂肪燃焼効率、全体の約70%を占めています。
日常生活の合間に、ぜひ取り入れてみましょう。
食後に水を飲み過ぎてしまうと、胃の中の酵素が薄まってしまいます。
酵素は、各栄養素を正常に処理するもの。
正常に処理されない栄養素は、内臓に負担をかけてしまいます。
食後の水は口をゆすぐ程度で、水分補給は消化が落ち着く1時間後くらいからが好ましいです。
食後にスマホのゲームをしたり、パソコンの光(ブルーライト)を浴びたりすると、興奮する神経=交感神経が働き、食べたものの消化を妨げ、消化不良を起こす可能性もあります。
食後30分くらいは、読書など、のんびり過ごしてみてはいかがですか?
このように、ダイエットは「何か特別なこと」をする必要はありません。
「ローマは1日にして成らず」、シンプルなことを地道に積んでいくことが大切なのです。
できることからコツコツと実践してみましょう。
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