3か月が一区切り!転職活動を成功させる「時間」の使い方 (1/2)

執筆者: 秋里俊一 職業:就職コンサルタント
はじめに

就職コンサルタントの秋里俊一です。

 

今回は、転職であれ再就職であれ、良い結果を得る近道になる重要な要素についてお話をします。

就職活動に必要な要素

就職活動を始める時、まず目指す職種を決めることは当然です。

 

目標とする職種(「やりたいこと」より「やれること」)が決まれば、後はひたすら就職活動を展開するだけなのですが、それが非効率なやり方になっている場合もあります。

 

分析と反省

求人を探して応募し、上手くいかなかったらまた求人を探す、という繰り返しだけでは、決して良い結果は得られません。

求人を探して応募し、上手くいかなかったらその原因を分析して次の求人を探す、というやり方が正解です。

 

どこが悪かったのか?

応募書類に不備がなかったか、応募職種に無理がなかったか、面接で自分を十分にアピールできたか等、分析すべき点はたくさんあります。

 

この分析をせずに次へ応募することは、同じ過ちを繰り返すだけでしょう。

 

分析と反省を繰り返すこと

ただひたすらに応募を繰り返していると、徐々に当初の目標とのズレが生じることがあります。

仮に内定を得たとしても、それが自分の目指した仕事だったのか、疑問を抱くことも多々あるのです。


少し遠回りのように思えても、常に分析と反省を行いながら、失敗を繰り返さない求人探しと応募をしましょう。

 

 
時間を区切る

分析や反省が必要なのは分かっている、当然やっていると言われるかもしれません。

しかし、効率的な就職活動のためには、実はもう1つの重要な要素を加える必要があります。

 

就職活動をいつまでに終わらせるか。

いつまでに就職を決めるか。

 

という、時間の要素が必要なのです。

 

目標日を決めるとやることも決まる

目指す職種の求人が、いつどこにあるのか、そして採用されるかどうかは相手次第。

それなのに、いつまでに決める、と自分で考えることは無駄だと思う人もいるかもしれません。

しかし、それでは良い転職や再就職はできない、と私は考えます。

 

「いつまでに決める」という目標があれば、その目標日から逆算し、今、すべきことが明確になるでしょう。

 
時間を区切り、常に分析と反省を行って進める就職活動こそが、効率的かつ良い結果をもたらす活動だと言えます。
 
 コラムニスト情報
秋里俊一
性別:男性  |   職業:就職コンサルタント

コンピュータ業界で約35年間にわたり多くの職種を経験後、大手就職支援会社でコンサルタントとして約10年間勤務しました。直接・間接に就職をお手伝いした人数は800名以上になります。現在はリタイアして、主に再就職ブログを通じてアドバイスを行っています。