煮物レシピ付き!かぶの栄養効果・旬の選び方・保存方法 (1/2)
こんにちは、野菜メニュープランナー・野菜ソムリエの坂本みちよです。
今日のテーマは、かぶ。
かぶは春の七草のひとつで、「すずな」の 呼び名でも知られていますね。
一口に「かぶ」と言っても赤いかぶや白かぶ、大きなものから小さい小かぶ、また丸くなく細長い円錐形をしたものまで、様々な種類があります。
また、京都の聖護院かぶや、大阪の天王寺かぶなど、全国各地に地方固有の品種が数多く見られます。
かぶの旬は、春と秋~冬の2回。
秋から冬にかけてのかぶは甘みも増して美味しく、春のものは肉質が軟らかいのが特徴です。
かぶは、根と葉の部分では栄養成分に違いがあります。
- 美白・風邪予防・むくみ解消に
根の部分は淡色野菜で、ほとんどが水分ですが、美肌や風邪予防などに良いビタミンCや、体内の余分な塩分を排出しむくみ解消に良いカリウムが含まれています。
- 胃もたれや胸やけ解消
また他にも、消化酵素であるジアスターゼが含まれていて、胃もたれや胸やけなどに効果が期待できます。
ビタミンCや消化酵素の働きを期待する場合は、加熱をせず、生のままお召し上がりください。
- サラダ
- 和え物
- 味噌漬け
- ピクルス
- お漬物 など
葉の部分は、栄養が豊富に含まれた緑黄色野菜です。
青菜類と同じような使い方が可能ですし、ふりかけや彩りにも使うこともできます。
ぜひ、葉も捨てずに食べていただきたいと思います。
- 皮膚や粘膜を保護
ビタミンCやカリウムのほかにも、体内に入ると必要な分だけビタミンAに変化するカロテンが含まれていて、皮膚や粘膜を保護してくれます。
- 疲労回復・糖質や脂質の代謝促進・骨や歯を強くする効果
疲労回復にも良いビタミンB1、糖質や脂質の代謝を促進しするビタミンB2、骨や歯を強くするカルシウムなども豊富に含まれています。
かぶは、根の部分にツヤやハリがあって傷のないもの、そして持った時にずっしりと重みを感じるものやひげ根の少ないものが、良品です。
また葉の部分は、緑が鮮やかで瑞々しく、ピンとしているものを選ぶようにしましょう。
葉をつけたままにしておくと葉が根の水分や養分を奪ってしまうため、葉と根は切り離し、別々にポリ袋などに入れ、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
ただし、葉は根よりも日持ちがしにくいため、塩を加えたお湯でさっと茹でておくことをお勧めします。
また、茹でた葉は水をしぼって冷凍保存しておくと、煮物や炒めもの、スープの具材などにも使えて便利です。
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・野菜ソムリエ
・ジュニア和食マイスター
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