「おへそのごま」の正体と掃除方法!汚れがスルンと取れるおへそケアのやり方

執筆者: 高野絵梨香
おへそのゴマ、取るべき?

昔から「おへそのゴマは取らない方が良い」と言われてきませんでしたか?

 

適切な処理方法を行わないと腹痛やばい菌の侵入による炎症などを起こしますが、溜めっ放しも見た目が良くありません。

 

スルッとおへそのゴマを取る方法を学んでいきましょう。

 

 

オリーブオイル、ベビーオイルを使う

オリーブオイルやベビーオイルなどで、おへそのゴマがするんと除去出来るのです。

余っているココナッツオイル、ホホバオイル、馬油などでも大丈夫です。

 

おへその窪みにオイルを垂らす

オイルまみれにならないよう、お風呂場で行うことをお勧めします。

 

絆創膏などでフタをして、数分~数時間ほど置きます。

頑固なゴマを柔らかくするためなので、オイルが零れ落ちないようフタをしましょう。

 

その後、めん棒で優しく拭います。

固いゴマや、取れにくい場所にあったものも綺麗に取れる筈です。

 

それほど硬くないゴマであれば、半日置かず、オイルがたっぷり染み込んだめん棒でくるくる撫でるだけでケアになります。

 

 

クリーム系のものでもOK

オロナインやニベア、乳液(ミルク)でも代用可能です。

クリーム系の場合は拭き残しに注意が必要ですので、すぐに拭える柔らかさのものが良いでしょう。

 

石鹸でデイリーケアを

デイリーケアであれば、入浴時に石鹸やボディソープのついた指で浅く軽く窪みを撫でるだけで大丈夫です。

イヤな臭いもケア出来るので、脇や耳の裏と同様、毎日のケアポイントに入れておくとよいでしょう。

 

そもそも、この「へそのゴマ」ってなに?

くぼみに溜まったゴマの正体は主に「垢」です。

皮膚の細胞の死骸や皮脂、毛、衣類繊維、ほこりなどが固まり、米粒程度の大きさにまとまったもの。

 

殆どの場合が黒色をしているため、ゴマと呼ばれているのですね。

別名「臍石(さいせき)」とも言います。

 

菌が沢山!

このゴマですが、約120万個以上の菌が潜んでいると言われており、実はトイレに生息していると言われる菌より多いのです。

 

独特の悪臭を放つ理由が分かったような気がしますね。

 

へそのゴマは取るべき?

取らなくても別段問題はありません。

しかし、生まれてから一度もケアしない状態ですと、自然と取れない限りは見た目で「へそのゴマがある」と見えてしまいますので、外面上の理由から適切なケアをした方がよいかもしれません。

 

大きくなり過ぎると自分で処理出来ず、病院で取って貰う必要も出てきますので、年に1回程度でもケアをしてあげると良いでしょう。

 

もしかして体臭の原因かも

また、体臭の原因にもなりますので、もし体臭ケアを行っていても臭い場合、意外とおへそを見落としているのかもしれません。

 

おわりに

特に女性であれば、おへそも綺麗にケアしたいものです。

もしおへそを見て気になる場合は、綺麗な手とめん棒で優しくケアをし、炎症を起こさないよう取り除きましょう。

 
 

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