大人でも身長を伸ばす方法!背を伸ばすストレッチエクササイズ6選 (1/2)
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
私は普段ヨガやピラティスのレッスンを行っていますが、レッスンに継続して参加されている方の中で、
「ピラティス(ヨガ)を始めてから、大人になってからなのに身長が伸びた!」という方に時々出くわします。
本人たちが分析して言うには「姿勢が良くなった、体が柔らかくなった、姿勢をまっすぐ保てる筋力がついたから」ということを共通して要因に挙げていました。
確かに、ヨガやピラティスによって姿勢が整い、体が柔らかくなり、筋力がつくので、自分本来の一番高い身長を引き出すことができます。
また、身長を高く「見せる」ことにもつながります。
今回は、ヨガやピラティスのエクササイズで身長を伸ばす、高く見せるエクササイズをご紹介します。
加齢と骨粗しょう症による骨の変形や圧迫を除き、私たちの身長が縮んだり小さく見えたりしてしまう原因は何でしょうか。
お腹の筋肉がゆるんで、腰を丸めた姿勢でいるのが習慣になっていないでしょうか。
骨盤や背骨を立ててまっすぐに保つための腹筋が弱いと、身長が縮んでしまいます。
背骨に限らず、股関節や膝関節なども、デスクワークなどが長いと関節を曲げる筋肉が縮んだまま、伸びにくくなってしまいます。
そうすると、本来の身長よりも縮んで固まってしまいます。
首や肩が前に出てしまい、丸まった首肩、猫背も、身長が縮んだり小さく見えたりする原因です。
首や肩の前側の筋肉が硬く縮まっています。
背骨をまっすぐに伸ばす、お腹周りの筋肉を矯正するエクササイズです。
肩の真下に肘をついて上体を起こし、うつ伏せになります。
お腹を凹ませて、背骨の方に引き込むようにして、床からお腹を浮かせましょう。
そのまま深呼吸を5回繰り返し、ゆるめて戻します。
最初からここまでを3回繰り返します。
- 肘でしっかりと床を押し、肩を下げるようにしましょう。
- バツ印がついた画像のように、肩をすくめないようにしましょう。
- 腿や恥骨は床に置いてリラックスさせておきましょう。
肩の真下に肘をついて、体を横向きにします。ウエストはたるませずに床から引き上げておきます。
息を吐きながらお尻を持ち上げて、胴体から脚を一直線にします。
そのままの姿勢で深呼吸を5回繰り返します。
ゆるめて戻します。1回でも効果的ですが、慣れてきたら最初からここまでを3回繰り返します。
- 肩を下げ、鎖骨を広げ、背骨をまっすぐに保ちましょう。
- バツ印がついた画像のように、肩をすくめないようにしましょう。
- 厳しい場合は、両膝を曲げて床につきましょう。
肩の真下に両肘をついて、上体を起こしたうつ伏せになります。
右の前腕を内側に90度向けてつき、左膝を曲げます。
息を吸いながら左手で左脚先を持ち、息を吐きながらかかとをお尻に引き寄せます。
深呼吸を5回繰り返し、ゆるめて戻します。
反対側も同様に行います。
- バツ印がついた画像のように、肩をすくめないようにしましょう。
- 腰が痛い、脚の付け根が床から浮く場合には、足を持たないようにするか、あまり引き寄せないようにしましょう。
- ももの前、脚の付け根の伸びがほどよく気持ちよく感じられる程度にストレッチをしましょう。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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