ストレスを緩和!自然をイメージしたリラックス方法をヨガ講師が解説
ストレスを緩和するリラックス方法を、ヨガ講師が解説!ストレスを解消するなら「自然」をイメージした簡単セルフ瞑想などはいかがでしょうか?
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
私達は、日々スマホやテレビに触れ、車に乗り、ブルーライトを浴びて、人工的な環境の中で生活をしています。
便利な生活に慣れて夢中になっているうちに、植物や太陽などの自然の恵みを五感を使って受け取る機会が減っていませんか?
その結果、心身にはストレスが溜まり、本来体が持っている自然治癒力が衰えたり、シグナル・サインが読み取れなくなったりしているかもしれません。
今回は、心身の健康セルフケアのために、自然を日常生活に取り入れるメリットや方法をご紹介します。
本来、私たちの身体も自然の一部です。
海から生まれ、酸素を吸って取り入れ、暗くなれば眠くなり、明るくなれば活動し、自然を取り入れながら適応して生きてきました。
熱が出れば休んで汗を出して治すなど、体が不調のサインを出すのを感じ、自然治癒力を高めるようにできています。
それが自然の働きですが、普段身体のシグナルよりも仕事を優先したり、我慢したり無視したり、理性や人工的な都合を通したりしているために、人間の五感が(主に視覚に)偏って使われて鈍ってきています。
私たちの五感を開き自然を取り入れることで、心身の働きの調和が取れて、本来の健康を取り戻します。
立って、足幅を肩幅程度に開きます。
- 目をつぶって、太陽の光を感じてみましょう。
- 風のそよぎを肌で感じてみましょう。
- 耳を澄ませて、聞こえる音を聞いてみましょう。
普段何気なく見落としていた木々の変化に気づいたり、聞き逃していた鳥のさえずりが聞こえたりするでしょう。
それだけ、意識的に五感を開かないと、心身に入ってこないということです。
自然の光や音、風などは一定の強さではなく、不規則性があります。
一方で、太陽や月の運行など、ある程度の規則性もあり、その規則性と不規則性のバランスのことを「ゆらぎ」と言い、自律神経のバランスを整えるなど、体に良いとされています。
積極的に自然を五感で受け取りましょう。
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人間の身体は、自然をイメージするだけでも、実際に五感を使ったのに近い反応があると言われています。
太陽の光を浴びるイメージ、空に浮かぶ雲が動くイメージ、そよ風を受けるイメージ、雨や花の香り、大地に足をついて根を張るイメージなど、自然をイメージしながら、深く呼吸をして全身に酸素を行き渡らせます。
実際に自然の中にいる時のように、ゆったりした気分や身体の状態になり、ストレスが解消されます。
ヨガや気功法なども、イメージをしながら行って、心身を整えています。
気軽に実践してみてくださいね。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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