こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。

デスクワークが続くと、手や腕、肩の周りが固まってきますね。
今回は、さらに細切れの時間でも素早くできる、手軽な疲労回復法をご紹介します。

爪の両サイドを、反対側の親指と人差し指でつまんで揉みます。
特に、爪の付け根を気持ちよく揉みほぐしましょう。

東洋医学で言う気の流れ「経絡」の始まり・終わりの部分である爪の付け根を揉むと、気の流れや血の巡りが良くなり、自律神経の働きが整うとされています。

ストレス解消、頭痛、肩こり、風邪予防など、万能の働きをするツボです。

手の甲側の親指と人差し指の骨が合わさる部分の内側を、人差し指の骨に向かって、反対の手の親指で押しこむようにツボ刺激をします。

労宮のツボは、全身のエネルギー状態を上げてくれる、自律神経・胃腸の働きを高めてくれる万能のツボです。

手のひらの真ん中のくぼみを、反対の手の親指でマッサージをします。

手や腕の緊張・コリかたまりをほぐし、ストレスを解消するツボです。

片腕の肘を曲げて、腕の外側から見た時に上腕と前腕の骨が合わさり曲がった部分の内側を、前腕の骨に向かって押しもむようにツボ押しをします。

1. 両手の親指と人差し指の間の水かきを開き、90度角度をずらして互いに押し合わせてマッサージをします。
2. あとの4つの水かきでも同様に行います。

水かきの部分は、ホルモンバランスを整え、腕脚の各関節も滑らかにしてくれるツボです。
頭もすっきりします。

机の上で、片方の前腕の筋肉を、反対腕の手首の骨か前腕の骨で板ずりをするように、ごりごりとマッサージをします。

マッサージをされる方の前腕は、手のひらを横に向けたり上に向けたり下に向けたりと、様々な角度で試してみてください。

手や腕の疲れを取るだけでなく、自律神経の働きを整え気の流れを良くし、ストレスを解消します。

1. 片腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。
2. 反対の手で手指を持ち、下に向かって手首を反らせるようにしてストレッチをします。

手のひらを下にして、下に向かって手首を曲げるようにしてストレッチをするのも新鮮です。
手腕の緊張・こりを取り去ります。

あくまで手首を持った手で動かすのであって、揺すられている手の方はリラックスします。

マウスやキーボードなど、長時間手の筋肉を使って凝り固まっている方のリセットにお勧めです。
テニスやゴルフなど、ラケットを握るスポーツをされている方の疲労回復にも。

シンプルな刺激でも、手・腕・そして頭がすっきりすることに驚かれた方もいるのではないでしょうか。
疲労回復プチエクササイズで、体も心もリフレッシュして、お仕事に勉強に家事にと、乗り切れますように。