ひきはじめの風邪の治し方!一晩で回復する初期カゼ対策9選

執筆者: 高野絵梨香
あれ?風邪かな…

どうも鼻の奥や喉が痛い、軽い咳や鼻水。

風邪引いたかも!という時は、本格的に長引く前に治してしまいましょう。

 

良く休み、免疫力を高めることで、初期かぜは一晩で回復させることも可能です。

 

 

電車や人混みでは必ずマスクを

実は喉や鼻風邪の悪化は、多くが電車や人混みなどから起こります。

 

人が多ければその分ウイルスや雑菌も多く、かつ電車など出入りが激しい場所は埃やゴミなども激しいので、弱っている時は一発で悪化してしまいます。

 

家では平気だったのに、外へ出るとやはり咳が止まらないなどといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。

風邪の引き始めの移動中は、必ずマスクをしましょう。

 

葛根湯を飲もう

とにかく免疫力を上げなければウイルスを退治できません。

薬を飲んでも、体力がなければ効果を生かすことも出来ないのです。

 

栄養ドリンクはカフェインなどが配合されているため、あまりお勧めできません。

飲むなら身体を温め、栄養補給効果のある葛根湯を飲みましょう。

 

 

いつもより早めに寝よう

風邪には薬よりも睡眠の方が大切というくらいです。

ウイルスで弱りかけ、疲れも回復しにくくなっているので、その日ばかりは遊びや残業は控え、早く帰宅しましょう。

風邪薬を飲んで眠気も訪れやすいことから、お風呂で身体を温め、早めの就寝をお勧めします。

 

いつもより1時間ほど早く眠るだけでも、体力回復効果は抜群です。

 

濃く入れた緑茶でうがいをする

緑茶のカテキンには非常に高い殺菌効果があり、濃いめに淹れた緑茶うがいは喉の痛みに大変効果があります。

 

1日数回、難しい場合は帰宅後に最低1~2回、緑茶うがいを行います。

うがいはすぐに吐き出さず、30秒ほど行いましょう。

 

鼻の中も洗おう

初期症状では「鼻が痛い」ということも多いですね。

鼻からウイルスや雑菌が入り込むこともあるので、お風呂のとき、シャワーで鼻の中も軽く洗いましょう。

 

飲み込む、口から出す必要は無く、鼻の穴にシャワーを当て、中を洗うようにぬるま湯を出します。

それから下を向いてお湯を出せばOKです。

 

身体を温める飲み物を飲む

代表的なのは「生姜」ですね。

生姜に含まれる「ジンゲロール」は、身体を温めるほか免疫力も上げてくれるので、眠る前に飲むのがお勧めです。

 

消炎作用のあるはちみつを入れると、さらに効果的。

 

 

寒気なら首周りを温める

もし悪寒などがする場合は、腰もそうですが特に首周りを温めるのが効果的です。

マフラーやストール、タートルネックなどで首周りを覆ったり、温熱効果のあるシートを首後ろへ貼るのも効果的です。

 

目をこすらない

意外とやりがちなのが、洗っていない手で目をこすったり、アイメイクをしたりすること。

粘膜はウイルスに弱い部分ですので、目・鼻・口は触れないようにしましょう。

 

「風門」ツボを温める

東洋医学で風邪は「ふうじゃ」と呼ばれ、背中にある「風門」というツボ箇所から風邪の邪気が入り込むと言われています。

 

この「風門」をカイロなどで温めると、初期風邪であれば一晩で回復するというくらい、かなり効果の高いツボです。

おじぎをした時、少し出っ張る背骨部分から指2本下がった場所の左右あたりが「風門」ですので、その辺りを全体的にカイロ等で温めましょう。

 

おわりに

とにかく、「これ以上ウイルスを体内に入れない」ことと「免疫力を上げるため温かくして休む」が1番の近道です。

薬を飲んでいつも通り生活しても、初期風邪が悪化をして本格的な風邪へと進行してしまうだけですので、自然治癒力をうまくサポートしてあげてくださいね。