昼休みに試したい、疲労回復ストレッチ&ツボ押し9選 (2/2)

昼休みに出来る疲労回復方法「昼ヨガ」。首コリや肩こりの解消、眼精疲労などに効果的な、オフィスやデスクで出来る簡単ストレッチ・ツボ押しを紹介します。

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
ねじりのポーズで背中・腰・肩コリ解消!
効果

背中や腰、肩のコリをゆるめます。

また、背骨に守られる脊髄と、それにつながる脳をすっきりとさせます。

 

やり方

1.右脚を左脚にかけます。
2.骨盤から背骨を立てて伸ばし、左手で右膝を押しながら息を吐き、背骨を右へとねじります。

背骨を一本ずつ、らせん階段を昇るようにねじっていくイメージを持ちましょう。

 

 

3.深呼吸を5回繰り返し、息を吸いながら元に戻ります。
4.反対側も同様に行います。

お尻ストレッチで下半身の血行促進!
効果

座り仕事、立ち仕事で固まりがちなお尻をほぐし、下半身の血行を良くします。

 

やり方

1.立って机などに左手で掴まります。

2.右足首を左膝に掛け、中腰になります。
3.右手で右膝を押し、股関節を開きます。

 

 

4.深呼吸を5回繰り返します。
5.反対側も同様に行います。

 

そけい部ストレッチで冷えやむくみ解消!
効果

特に座り仕事で曲がったままの、そけい部のうっ血を取り、血液やリンパの流れを促し、下半身の冷えやむくみを解消します。

 

やり方

1.立って右脚を一歩後ろへ引きます。
2.右のそけい部を前に押し出すようにして、深呼吸を5回繰り返します。

 


3.反対側も同様に行います。

ふくらはぎストレッチでリフレッシュ!
効果

むくみや冷えを解消します。

足首は、首や頭と対応する部位でもあるので、首や頭もすっきりさせてくれます。

 

やり方

1.階段に立ち、手すりにつかまります。
2.右足を段から後ろへ引き、かかとを下げて体重をかけます。

 


3.じっくりとふくらはぎの伸びを感じながら、深呼吸を5回繰り返します。
4.反対側も同様に行います。

 

おわりに

ストレッチをしていると、こわばり固まっていた筋肉がゆるみ、血が巡ってくるのが分かるでしょう。
体の血行が良くなると、脳への血流もスムーズになり、思考力やひらめきなども冴えてきます。


筋肉のこわばりが取れると、心のこだわりが取れ、柔軟な発想を取り戻したり、違った視点で物事をとらえたり、
ネガティブな感情を手放したりしやすくなるので、午後の仕事(勉強)がはかどるでしょう。


もちろん、夕方や夜の残業前にもお勧めです。
体に気をつけて、お仕事頑張ってくださいね。

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

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