薬膳の専門家が教える、風邪予防に役立つ食べ物3選!季節の変わり目の風邪対策

薬膳の専門家が「風邪予防に役立つおすすめの食べ物」を紹介。風邪予防の食材をスープに入れて飲めば免疫力をサポートしてくれます。

執筆者: 茂呂 麻子 職業:薬膳スクール「美カラダ」講師
季節の変わり目に食べたい、風邪予防に役立つ食べ物・食材

こんにちは、国際中医薬膳師の茂呂麻子です。

 

季節の変わり目は気温差が大きく、身体がなかなかついていけない時期です。

ずっと寒い真冬に比べて、意外と風邪を引きやすくもなります。

 

今回は、風邪を予防してくれる食材をいくつかご紹介します。

気温差に対応できる身体づくりにも欠かせませんので、積極的に摂り入れてみてくださいね。

 

 

免疫力を上げるための中医学的ポイントは「気」

中医学では「気」の働きの中に「防御作用」というものがあると考えます。

 

その防御作用を担当する気を「衛気」と言い、「衛気」が身体を包み込みこんで「邪気*の侵入」から体を守るという考え方をします。

つまり、免疫力を上げたいと思えば、この防御作用をつかさどる「衛気」がしっかり働くようにすれば良いわけです。

 

中医学では、身体に悪影響を及ぼすものを「邪気」という言い方をします。

 

防御の気「衛気」を働かせるために、食事で気を補おう

薬膳では、「衛気」をしっかりと働かせるために「気を補う食材」を積極的に摂取します。

そこで、気を補ってくれる食材のうち、スープに入れられて簡単に取り入れやすいものを見ていきましょう。

 

風邪予防に役立つ食べ物1「棗(なつめ)」
胃腸が弱い女性には特におすすめ

薬膳食材としても使われることの多い棗は、気を補う漢方薬としても使われることがあります。

身体をほんの少し温めてくれたり、胃腸にとても良いので、胃腸が弱い女性には特にお勧めです。

 

棗(なつめ)の調理の仕方

中華スープの味付けでスープを作る時に、3つくらいポンと入れて煮込んでみてください。

なお、実は食べなくても構いません。

 

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風邪予防に役立つ食べ物2「良質なお肉」

また、良質なお肉類も、お勧めです。

「気を補うためには動物のパワーが必要である」と薬膳では考えます。

 

特におすすめのお肉は?
  • 冷え気味の女性 …「鶏肉」
  • 更年期の女性  … 「豚肉」

 

お肉が苦手な場合は、骨付き肉を煮込んだスープでもOK!

お肉といえば、炒め物や煮物に入ったものや、お肉自体を焼いたものを食べるイメージがあるかと思います。

ですが、例えば良質な骨付きのお肉をグツグツ煮込んだスープなどは、肉自体を食べなくても十分に効能が期待できます。

 

風邪予防に役立つ食べ物3「芋類」

あとは、芋類も非常にお勧めです。

サツマイモ・じゃがいも・里芋、そしてなにより山芋は生薬にもなっている食材です。

 

これらの芋類はすべて「気を補う食材」として薬膳では扱われています。

旬に合わせて、ぜひ芋類もスープ入れてみてください。

  

風邪予防に薬膳スープを召し上がれ

ただし、こういったスープ類を一日だけ飲んだところで、風邪の予防効果は期待できません。


毎食とまではいかなくても、毎日こういった芋やお肉の入ったスープを摂取し続けると、風邪をひかないだけでなく、気温差や暑さにも強い身体になります。

ぜひ続けてみてください。

 

 
 コラムニスト情報
茂呂 麻子
性別:女性  |   職業:薬膳スクール「美カラダ」講師

こんにちは、国際中医薬膳師の茂呂です。
北京中医薬大学日本校にて本格的に薬膳の勉強をしてまいりました。
横浜を中心にスカイプを使って全国の方を対象に薬膳スクール「美カラダ」を主宰しております。

体は食べたものでできています。
冷えや生理痛、頭痛やだるさなどの体の悩みを改善する食材のご紹介や中医学を中心とした体の診方などの情報を書いていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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